リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

Reproductive Health Matters Vol. 13, No. 26, Nov., 2005 The Abortion Pill

リプロダクティブ・ヘルス・マターズ』2005年 中絶薬特集号

研究機関のアドレスをお持ちの方は、以下のURLからすべてダウンロードして読むことができます。
https://www.jstor.org/stable/i291554

Front Matter (pp. 1-5)
https://www.jstor.org/stable/3776468


Editorial
Why Medical Abortion Is Important for Women (pp. 6-10)
Marge Berer
https://www.jstor.org/stable/3776469


Medical Abortion: Expanding Access to Safe Abortion and Saving Women's Lives: Medical Abortion: An International Forum on Policies, Programmes and Services, 17-20 October 2004, Johannesburg, South Africa (pp. 11-12)
https://www.jstor.org/stable/3776470


Introducing Medical Abortion within the Primary Health System: Comparison with Other Health Interventions and Commodities (pp. 13-19)
Sharad D. Iyengar
https://www.jstor.org/stable/3776471


Medical Abortion: A Fact Sheet (pp. 20-24)
Marge Berer
https://www.jstor.org/stable/3776472


Medical Abortion: Issues of Choice and Acceptability (pp. 25-34)
Marge Berer
https://www.jstor.org/stable/3776473


Medical Abortion: The Possibilities for Introduction in the Public Sector in South Africa (pp. 35-43)
Diane Cooper, Kim Dickson, Kelly Blanchard, Lee Cullingworth, Nqobile Mavimbela, Clare von Mollendorf, Louis van Bogaert and Beverly Winikoff
https://www.jstor.org/stable/3776474


Abortion Practice in the Northeast Caribbean: "Just Write down Stomach Pain" (pp. 44-53)
Gail Pheterson and Yamila Azize
https://www.jstor.org/stable/3776475


Medical Abortion in Rural Tamil Nadu, South India: A Quiet Transformation (pp. 54-64)
Lakshmi Ramchandar and Pertti J. Pelto
https://www.jstor.org/stable/3776476


Availability of Medical Abortion Pills and the Role of Chemists: A Study from Bihar and Jharkhand, India (pp. 65-74)
Bela Ganatra, Vinoj Manning and Suranjeen Prasad Pallipamulla
https://www.jstor.org/stable/3776477


Women's Perspectives on Medical Abortion in Mexico, Colombia, Ecuador and Peru: A Qualitative Study (pp. 75-83)
María Mercedes Lafaurie, Daniel Grossman, Erika Troncoso, Deborah L. Billings and Susana Chávez
https://www.jstor.org/stable/3776478


Reaching Women with Instructions on Misoprostol Use in a Latin American Country (pp. 84-92)
Jessica Cohen, Olivia Ortiz, Silvia Elena Llaguno, Lorelei Goodyear, Deborah Billings and Imelda Martinez
https://www.jstor.org/stable/3776479


A Project to Improve the Quality of Abortion Services in Moldova (pp. 93-100)
Rodica Comendant
https://www.jstor.org/stable/3776480


Study Supports the Introduction of Early Medical Abortion in Turkey (pp. 101-109)
Ayse Akin, Gonca Oktay Kocoglu and Levent Akin
https://www.jstor.org/stable/3776481


Availability and Acceptability of Medical Abortion in Nepal: Health Care Providers' Perspectives (pp. 110-119)
Anand Tamang and Jyotsna Tamang
https://www.jstor.org/stable/3776482


Human Rights Begin at Birth: International Law and the Claim of Fetal Rights (pp. 120-129)
Rhonda Copelon, Christina Zampas, Elizabeth Brusie and Jacqueline deVore
https://www.jstor.org/stable/3776483


Abortion in the Moral World of the Cameroon Grassfields (pp. 130-138)
Sylvie Schuster
https://www.jstor.org/stable/3776484


Termination of Pregnancy for Fetal Abnormality Incompatible with Life: Women's Experiences in Brazil (pp. 139-146)
Lúcia de Lourdes Ferreira da Costa, Ellen Hardy, Maria José Duarte Osis and Anibal Faúndes
https://www.jstor.org/stable/3776485


Menstrual Hygiene among Adolescent Schoolgirls in Mansoura, Egypt (pp. 147-152)
Abdel-Hady El-Gilany, Karima Badawi and Sanaa El-Fedawy
https://www.jstor.org/stable/3776486

独:中絶の広告を出して罰金を受けた医師

女性たちの健康と権利のために闘っているドイツのアクティビスト

de.wikipedia.org

Kristina Hanelさんから、日本の劣悪な中絶事情に同情してメディアのインタビューなども受けてもよいとのご連絡がありました。

他にもイギリスの医師やアクティビスト、アメリカの研究者などからも同様に「何かできないか」との声が届いています!

FIGOの無料ウェビナー

忘備録

見落しているもの、必須の回など、メモっておきます。

ウェビナー:手術による妊娠中絶と安全な妊娠中絶のための障壁の克服
録音 2021年8月27日(金 )
言語 英語(フランス語、スペイン語への同時通訳あり)

 このウェビナーでは、専門家パネルが、外科的中絶に焦点を当てて、安全な中絶を阻む障壁について議論します。スピーカーは、Manual vacuum aspiration (MVA)とDilation and Evacuation (D and E)の技術に関する最新情報を提供します。また、人道的な環境下での中絶、妊娠12週以降の中絶へのアクセスを改善する方法、法律の範囲内での中絶の提供、安全な中絶を阻む要因への対処、最後に中絶の非犯罪化についても議論します。

ウェビナー 薬による中絶-技術と政策の最新情報
収録:7月29日(木)
言語 英語


説明 FIGO Committee for Safe Abortion(安全な中絶のためのFIGO委員会)が企画したこのウェビナーでは、まず、早期の薬による中絶と妊娠12週以降の薬による中絶の技術に関する2つの短い最新情報を紹介します。また、パネルはセルフケア、遠隔医療、中絶薬の品質、中絶後の避妊などのトピックについても議論します。

ウェビナー アルゼンチンの後で:ラテンアメリカの反応 安全な中絶へのアクセスを合法化するために、ヘルスワーカーやアドボケイトがアルゼンチンの経験をどのように活用できるか。
収録:2021年4月15日
収録言語 言語:スペイン語ポルトガル語、英語


説明 アルゼンチンでは、毎年50万人の女性と少女が安全でない中絶を受けています。安全でない中絶は、同国における予防可能な妊産婦の死亡率および罹患率の大きな要因となっており、妊産婦死亡の14%は安全でない中絶によるものです。2020年12月30日、アルゼンチンは妊娠14週目までの中絶を合法化しました。アルゼンチンは、ガイアナウルグアイとともに、世界中の女性のためのユニバーサル・ヘルスケアとリプロダクティブ・ヘルスの重要な要素である安全な中絶へのアクセスを合法化した数少ない南米の国の一つとなりました。


このウェビナーは、FIGO Advocating for Safe Abortion Projectが企画したもので、アルゼンチンで産婦人科医と医療従事者がどのように動員されたかについて、横断的な戦略から得られた重要な洞察と教訓を共有し、次のステップを探ることを目的としています。批判的には、アルゼンチン、ラテンアメリカ、そして世界中の女性/少女が安全な中絶サービスにアクセスできるようにするために、ヘルスワーカーやアドボケートが何を優先しなければならないかを問いかけます。

情報提供:FIGOウェビナー

国際産婦人科連合(FIGO)では無料ウェビナーを提供しています

2020年初頭、FIGOは、女性の健康の専門家、提唱者、初期キャリア、第一線の健康専門家のグローバルコミュニティを結集することを目的に、一連の無料ウェビナーの開発を開始しました。


FIGOのウェビナーは、COVID-19パンデミックによる女性のヘルスケアの変化から、環境がリプロダクティブ・ヘルスに与える影響まで、多様で国際的に関連したトピックを扱っています。また、自己管理型人工妊娠中絶、産婦人科医のトレーニングと診療における新技術、女性の性と生殖に関する健康と権利など、さまざまなトピックを取り上げてきました。


現在、過去のウェビナーはすべてオンデマンドで視聴可能となっており、ライブラリーは毎週更新されています。
また、新しい「Meet the Experts」シリーズについては、こちらをご覧ください。

国際産婦人科連合(FIGO)の2021~2030年戦略的計画

FIGOは、女性、少女、新生児の健康と福祉を目的とした世界最大の産科・婦人科学会の連合体です。

FIGO Strategic Plan 2021–2030 | Figo

政策とアドボカシーを通じて、私たちは以下を行います

  • セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスと権利を促進する
  • 月経衛生管理を促進する - 安全な人工妊娠中絶と避妊へのアクセスを促進する
  • 女性と少女の地位を世界的に向上させる
  • 思春期から成熟期までの生涯にわたるウェルウーマン・ヘルスケアを促進する
  • 基本的人権としての男女平等を提唱する - セルフケアを促進する

メンバーシップとパートナーシップを通じて、私たちは以下を目指していきます:

  • FIGOの目標を支持し、女性と少女の地位を向上させる加盟団体の努力を支援する
  • FIGOのすべてのレベルでリーダーシップを発揮する女性を支援する
  • 世界の女性と少女の健康を向上させるために、同様の目標とプラットフォームを持つ組織の代表者と協力する
  • FIGOのプロジェクト、部門、委員会の達成を支援できるように、加盟団体のためのバーチャルトレーニングの機会を開発する

痛み、受精後19日目より後? 研究者「神経細胞が確認されず」

共同通信 2022/1/5 16:35 (JST)1/5 16:47 (JST)updated

© 一般社団法人共同通信社

nordot.app

 成長過程に謎が多い人の受精卵の様子を受精後16~19日目の段階で調べた結果、神経の形成が始まっていないことが分かったと英オックスフォード大などのチームが5日までに発表した。この段階の受精卵を研究できた事例は極めて珍しい。チームの研究者は「痛みを感じたり意識を持ったりするのに必要な細胞がまだない」と分析している。

 受精卵を巡っては、作製から何日目まで研究に使うことが許されるかが国際的な議論になっている。苦痛を感じ始める時期もポイントの一つで、今回の成果が影響を与える可能性がある。

 今回は、妊娠を途中で終えた女性の16~19日目の正常な受精卵一つを分析した。

同様に産経新聞]も
www.sankei.com

人間が痛みを感じるのはいつから? 受精卵研究で新知見
2022/1/5 17:13

 成長過程に謎が多い人の受精卵の様子を受精後16~19日目の段階で調べた結果、神経の形成が始まっていないことが分かったと英オックスフォード大などのチームが5日までに発表した。この段階の受精卵を研究できた事例は極めて珍しい。チームの研究者は「痛みを感じたり意識を持ったりするのに必要な細胞がまだない」と分析している。

 受精卵をめぐっては、作製から何日目まで研究に使うことが許されるかが国際的な議論になっている。苦痛を感じ始める時期もポイントの一つで、今回の成果が影響を与える可能性がある。

 受精卵の研究は生命の尊厳を守る観点から、作製後14日を超えた培養を禁止する「14日ルール」が多くの国で採用されてきた。だが昨年5月、世界の研究者でつくる国際幹細胞学会が禁止項目から外した。緩和後の培養期限は示していない。

<<<私のからだは、「私自身」のものになったかーー30年後の検証>>>

福田和子さんのFacebookで紹介されていました

https://www.facebook.com/kazuko.fukuda619/posts/4890076137721608

【1/23 13:30- 日本のSRHR歴史的瞬間胸熱イベント、是非ご参加ください!】<<<私のからだは、「私自身」のものになったかーー30年後の検証>>>
新年早々、物凄い企画が開かれます!
その名も
「私のからだは、「私自身」のものになったかーー30年後の検証」
お申し込み&詳細→ https://karadabt2022.peatix.com/
タイトルからもお分かりいただけるように、本イベントはなんと!日本のSRHRの歴史30年の時を繋ぐ、歴史的瞬間ともいえる一大イベント!
それもそのはず、このイベントのメインとなるのは、今から30数年前刊行された 『からだ 私たち自身』(松香堂書店、1988年)
本書は、1984年に「ボストン女の健康の本集団」という女性グループがアメリカで刊行した“The New Our Bodies、Ourselves” の全訳で、さらに日本の情報も加えたA4変形版608ページにおよぶ大著・・・!そのPDF化を記念して開かれるのが、本イベントです。
私もこの本自体は、日本のSRHRを知るための必読書「女のからだ フェミニズム以降(本イベント登壇の荻野美穂先生の著書です!)」を卒論などで読む中で幻的存在として知ってはいたのですが、まさか原本が今もあるとは!?しかもそれがPDFで無料で読めちゃうようになるとは!?なんということ!?
ここから読めます!https://wan.or.jp/dwan/dantai/detail/113
こちらの本、当時私たちのように「今の状況おかしくない!?」と思った女性たちが、メールもSNSもない時代に繋がり、集まり、翻訳し、出版にこぎつけたという胸熱すぎる一冊なんです
読んでみると、今でも変わらない問題、先進的とすら思える部分も多く、日本のSRHR・・・ってもやもや思ってる人たちにこそ、ぜひ読んで、こんな先人もいたんだ!と一緒にエンパワーされてくれたら嬉しいなという思いです♡
そしてこの1/23のイベントはというと、翻訳者として写真も載っている(添付5枚目の写真です!この写真自体が貴重すぎるすごい)荻野美穂先生、中西豊子先生、河野美代子先生、上野千鶴子先生という、もう、レジェンドすぎる!方々と、そしていつも大変お世話になっているUNFPA東京事務所の佐藤摩利子さん、池田裕美枝先生、長田杏奈さん、そして高校生の3人までが一緒になって、この本が出版された当時からこれまでを振り返ってみよう!昔と今を繋げてみよう!という、壮大なイベントなのです!もう、こんなこと後にも先にも本当にないと思います。ほんとに。
このようなイベントに参加させていただけること、本当に感謝です。
また、個人的にもう一つ嬉しいのは、このフライヤーを作ってくれたのが親友の萌子ということ!細部にまでこだわりにこだわって、素敵なフライヤーを作ってくれました。大学1年生の時から楽しい時も辛い時も一緒にいろんな社会課題に向き合ってきて、今やデザイナーとして一歩を踏み出した彼女とこうして一緒にこのイベントに向き合えて本当に幸せです。
最初で最後の貴重イベント、
是非ご参加ください!!!!
お申し込み&詳細→ https://karadabt2022.peatix.com/
==以下Peatixより詳細==================
30数年前、1冊の本が刊行されました。 『からだ 私たち自身』(松香堂書店、1988年)
本書は、1984年に「ボストン女の健康の本集団」という女性グループがアメリカで刊行した“The New Our Bodies、Ourselves” の全訳で、さらに日本の情報も加えたA4変形版608ページにおよぶ大著です。今では、原著とその後の版は全世界で34言語に翻訳されています。
この度、この本が関係者のご厚意により無償でWANミニコミ図書館に収蔵されました。
内容は、私たちのからだの仕組み、性欲、セクシュアリティ、健康と病気、性暴力、生殖、妊娠・中絶・出産・更年期・・・・などなど、女性のからだのすべてにわたり、しかも当事者の声にもとづいた画期的なものでした。
女性のからだはいつも他者により眺められ、評価され、所有され、使用されてきました。性については触れず、知らされず、語る言葉も持ちあわせなかった女性にとって、この本は世界に風穴を開けるような快挙だったのです。
いままた若い女性たちが性暴力に立ち向かい、#Me Tooや、痛い靴を強要しないでと#Ku Too の活動を展開しています。
私たちはもしかしたら同じ問題に立ち向かっているのではないでしょうか。先行する世代の成果を後続する世代に手渡したい、二つの世代がここで出会って、共に学び合いたい。そう願ってこのブックトークは企画されました。
*『からだ私たち自身』はWANミニコミ図書館でどなたでも閲覧することができます。
https://wan.or.jp/dwan/dantai/detail/113
ブックトークご参加前にアクセスしてみてください。特に「序文」「日本語版発行に当たって」はぜひどうぞ。
日程:2022年1月23日(日)13:30~16:30
開催方法:ウェビナーによるWeb配信
参加費:1000円(WAN会員は無料・学生等は500円) 
◆プログラム  総合司会 竹内久美
第1部 『からだ・私たち自身』出版の頃 
基調講演 荻野美穂 (監訳者・70代)
パネルトーク 
 荻野美穂
 中西豊子 (WAN・初代理事長/出版者・80代)
 河野美代子(監修者・70代)
 上野千鶴子(WAN理事長/出版企画・翻訳ボランティアチームメンバー・70代)
第2部 読んでみました
 池田裕美枝 (京大医学部・産婦人科医・女性医療ネットワーク副理事長・40代)
 福田和子(なんでないのプロジェクト代表・20代)
 長田杏奈(ライター・40代)
第3部 現役女子大学生によるからだトーク 
 村松野乃佳・近藤夢乃・出水田京香(みらい女子プロジェクト・20代)
第4部 <討論>私たちはどこまで来て、どこへ向かうのか 
 コーディネーター:佐藤摩利子(国連人口基金東京事務所所長・50代)
問い合わせ karada220123@googlegroups.com
主催:認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN) 
共催:女性医療ネットワーク/京大SRHRライトユニット   
後援:国連人口基金東京事務所
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文芸/思想/哲学 読書会 翻訳

中絶ビジネスに関する資料

妊娠中期以降の死産や中絶にも出る「出産育児一時金」を用いて「格安中絶」に誘導している産婦人科がいる

2018年11月と2020年5月に維新の梅村聡議員(医師)が質問。


第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 令和元年11月28日


第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号 令和3年5月20日

上記動画



関連記事は下記


AERA 2020/07/13 08:00
母体のリスク高い“格安中絶”:神奈川県のX産婦人科院長との一問一答


2021.03.26 現代ビジネス
[https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81071?imp=0:title=泣いて出てきた胎児をそのまま死なせ: …中絶ビジネスの「壮絶すぎる実態

日本の中絶事情は誰が決めているのか

12月28日のアベプラ出演時に暴露した話のまとめ

成城木下病院の妊娠12週未満の中絶は21万円12週以降は5万1千円(+火葬費別途9万円~)……これでは「より遅い中絶」に誘導されてしまう人が出てきそう

出産一時金40万もすべて病院の収益に
(本来、当人に出ているお金なのでその中から中絶費用や埋葬費を賄うためのものでは?)

しかもここは日本産婦人科医会の会長が「大先生」の病院だ


つまり、会長自らが中絶ビジネスの見本になっている?


母体保護法(旧優生保護法)指定医師制度が、こんな中絶ビジネスを可能にしてきた

競争もなければ切磋琢磨もないままに、中絶の手法も価格もすべて医師の裁量にまかされた自由診療


公益社団法人日本産婦人科医会のホームページのバナーとタブの下に出てくる一文

「日本産婦人科医会は信頼される、安心と安全を目指した産婦人科医療を推し進め、母子の生命健康の保護と女性の健康の保持・増進に取り組んでいます。」


信頼を裏切るようなことをしてきたのは誰なのか。安心と安全よりも何が優先され、誰が犠牲にされてきたのか、今こそ見直すべき時がきています


日本の中絶医療において、安心と安全よりも何が優先され、誰が犠牲にされてきたのか、中絶薬が導入されようとしている今こそ、見直すべき時がきています

法も医療も抜本的な見直しを!
日本女性に世界標準の人権を!
安全な中絶を受けられることは女性の権利であり、人権として保障されるべきことです

旧優生保護法の検証のための検討会報告書について

声明・提言 2020年6月29日

現在、医学・医療を取り巻く社会環境は大きく変化している。医学系学術団体の代表としての本連合には、いかなる状況下においても正しい道を目指して行動する社会的責務があり、その認識のもとに今起きている種々の課題に対して間違いのない対応をすることが求められている。

 その観点から、本連合は、大きな社会的、医療倫理的問題とされている旧優生保護法のもとで行われた強制不妊手術という、現在では考えられないことがなぜ実施されたのか大きな疑問を抱いている。そこで、当時の医学会を含めた医学・医療界が、学術団体としてどのようにこれに関わったかを検証し、同様の非倫理的問題が再び発生することを防止する対策を立てる目的で、「旧優生保護法の検証のための検討会」を立ち上げ、昨年4月から検討を行ってきた。この度、同検討会の報告書がまとまり、6月25日に本連合会長に手交された。

 今後は、この報告書を本連合加盟136学会で共有し、報告書で挙げられた提言にどのように対応するか検討する予定である。

旧優⽣保護法の検証のための検討会報告書

旧優生保護法の検証のための検討会報告書(概要版)