リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

2021-10-15から1日間の記事一覧

産婦人科医師の動向と確保について

産婦人科医師の動向と確保についてH26年度産婦人科医療体制と就労環境〜施設情報調査2018より〜

プロスタグランジンF2α製剤 プロスタルモン注射液

https://image.packageinsert.jp/pdf.php?mode=1&yjcode=2499401A2050開発の経緯として以下の情報。 1.開発の経緯 プロスタルモン・F 注射液 1000/2000 は、生理活性物質プロスタグランジン F2α(一般名:ジノプロスト:PGF2α)製剤であり、PGF2αはプロス…

フランスの中絶事情について

過去記事です GlobalPost, April 02, 2013 · 3:06 PM UTC France makes abortion free 以下、仮訳。 フランスでは、希望する女性は誰でも無料で中絶を行うことができます。 4月1日からは、中絶にかかる費用の100%を国が負担しています。 これまでは、18歳未…

中絶と心理に関する最近の論文

忘備録 To explore if abortion care providers in the Republic of Ireland experience abortion-related stigma.Perceived abortion stigma and psychological well-being over five years after receiving or being denied an abortionExploring stigma a…

Ipasの中絶方法に関する情報:ミソプロストール単独の処方法など

2021年2月7日更改 Misoprostol only: Recommended regimen子宮内容物が排出されるまでミソプロストール800mcg(4錠)を3時間ごとに頬内、舌下または膣内に投与する。www.ipas.org*子宮が収縮し、内容物を外に押し出すため、膣から出血する(流産する)。強…

中絶と妊娠週数

衛生行政報告例のデータ一覧 妊娠7週目までは「胎芽」と呼ばれる段階。妊娠12週未満の流産は早期流産と呼ばれ、12週以降とは区別されます。妊娠12週以降は「死産届」を出す必要があります。現在、日本で中絶が法的に認められているのは妊娠22週まで(22週未…

優生保護法により人工妊娠中絶を実施する時期の基準の変更について

1990年の通知 中絶可能期間の変更 <「胎児が、母体外において、生命を保続することのできない時期」の基準が「通常妊娠満二三週以前」から「通常妊娠満二二週未満」に改められる>ことになったことに関する「厚生省保健医療局精神保健課長通知」。・優生保…