リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

2022-10-22から1日間の記事一覧

国会議事録データベース「胎児の生命」「胎児生命」で検索

忘備録 1962(昭和37)年3月22日に「健康保険」の議論が出てくる。 027 青柳一郎 ○青柳委員 ……略…… その次に伺いたいのは、堕胎が刑法上の犯罪である以上、その違法性を阻却する事由といたしましては、生命とか身体とかに害がある場合、すなわち胎兒の生命よ…

国会議事録に見る「胎児の人権」

文脈から見てみよう 1972年 民社党の女性議員が「つわり休暇」の必要性を訴える際に、「母性保護」と「胎児の人権」を守るために必要と主張。 第68回国会 参議院 決算委員会 第10号 昭和47年5月12日 157 萩原幽香子 ○萩原幽香子君 私は、前の原労働大臣の時…

指導・監査の適正手続きに向け「対応認定弁護士」29人認定医師・弁護士らの任意団体、保険医の自殺防ぎ人権擁護を目指す

レポート 2022年10月17日 (月)配信橋本佳子(m3.com編集長) 指導・監査の適正手続きに向け「対応認定弁護士」29人認定 | m3.com 第10回健康保険法改正研究会シンポジウムが10月16日、大阪市で行われ、保険医指導・監査対策協会事務局長で、弁護士の竹内俊一…

欧米では日本ほど経腟超音波検査を行わない

女性に対する「侵襲」をできるだけ回避すべき、リスク/ベネフィットを明確化すべしといった考えが根底にあるようだ 日本産婦人科医会> 産婦人科ゼミナール> Dr.はせじゅんの超音波診断> 6.正常所見8-10週6.正常所見8-10週www.jaog.or.jp 日本は欧米に比べ…

ターンアウェイスタディの結果の概要

女性が希望する中絶を断った行く末 https://www.ansirh.org/sites/default/files/publications/files/the_harms_of_denying_a_woman_a_wanted_abortion_4-16-2020.pdf 女性が中絶を拒否されると、経済的な困難と不安が何年も続くことになる。 中絶を断念した…

オーストラリアとカナダでラインファーマの「中絶薬」が重宝されるわけ

ラインファーマ社が日本に承認申請している「ミフェ・ミソ」コンビ薬は割高だが…… このところイギリス人産婦人科医のサムさんと何度かやりとりしていて、日本と全く同じだと思われるミフェプリストンとミソプロストールがラインファーマ社の「コンビパック」…

海外の自由診療

参考になります 海外勤務健康センター 研究情報部|検査や治療は誰が決める? 診察の環境 本来、診断・治療に関する最終決定権は患者にあります(患者の自己決定権)。 海外で自由診療を受ける場合、患者にとって治療法選択の余地は相当にあります。 この中か…