リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

一日中,ベビー&ママの英語サロンの構想を煮詰めていた。結局,今回のことって,あの部屋を見た瞬間に,「ここならサロンができる!」って思ったからこそ,踏み切ったんだよね……。

ボランティアで赤ちゃん連れのママたちの行き場作りに乗り出したのは,もはや7年近くも前のことになる。ただ「助けの手を差し伸べる」のではなくて,来る人たちが(自分を含めて)互いを「生かせる」場を作りたかったし,実際にある程度はそんなふうに機能する場を作れたと思う。サロンはママたちの秘めたるパワーを形にするインキュベータだった。仲間がいるからこそ,互いに力を引き出せたし,互いの力を合わせることで,ひとりでは決してできないようなことまで成し遂げることができた。みんながいたから,あそこまで子育て支援(=子育て中のママたちの助け合いも含む)の環を広げることができた。

今,ここでは孤独だけれど,いつかはまた仲間ができるだろう……と信じたい。

わたしの英語教室が,ただ一方的に英語を教える場ではなく,「英語」と「こども」という接点で広がっていくネットワークの場になることを願っている。