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あるところでこの本の話が出て，中絶問題やリプロに関心があっても知らない人がいるのに気づいたので，紹介しておきます。

ピルはなぜ歓迎されないのか

2005年12月発行。よく調べてあって，資料本としての価値も高い一冊です。

松本彩子さんって，政治学の方なんですね。リプロはそのものが政治作用の産物とも言えるものなので，政治学からのアプローチってとても重要だと思います。

ところで，中絶問題研究会のほうでも，アメリカの政治学者が書いた日本の中絶政策に関する本を訳そうとしています。私たちの翻訳プロジェクトについては，本決まりしたらまた書きますね。