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【11月1日 AFP】帝王切開による分娩は通常の分娩に比べ、妊婦が死亡したり健康障害を起こすリスクは2倍以上になるが、逆子の場合、赤ちゃんが助かる確率ははるかに高いという研究結果が31日、英医学誌「British Medical Journal」のインターネット版に発表された。
オックスフォード大学(Oxford University)で産婦人科学を研究するJose Villar氏のチームは、2005年の世界保健機関(World Health Organisation、WHO)の統計で、アルゼンチン、ブラジル、キューバ、エクアドル、メキシコ、ニカラグア、パラグアイ、ペルーの各国で行われた帝王切開3万1821件と通常分娩6万2486件について調べた。
その結果、母親が出産で死亡する確率は、通常分娩で1.8%、予定された帝王切開で5.5%、緊急の帝王切開では4.0%となり、帝王切開で妊婦が死亡する確率は、通常分娩に比べて3-5倍に上った。健康障害を起こす確率はさらに高く、子宮摘出のリスクは4倍、集中治療室に入る確率は2倍だった。
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