リプロな日記

日本のアボーション(中絶と流産)にまつわる諸問題を研究しています

京都生命倫理研究会

会員の方からお声をかけていただいて、本日、初めて京都生命倫理研究会に参加し、発表させていただきました。

「中絶について何か話してください」と言われてお引き受けしたときには、前に他の場で発表した内容でも充分にイケるのではないかという気持ちもあったのだけど(失礼!)、今、進めている博論のほうの都合もあって、あまりそれから離れたことはしたくない。じゃあ、何の話ならできるかな、何なら興味をもってもらえるかな……と具体的に考え始めたら、聞き手が何を知っているのか知らないのかが皆目検討がつかないことに気がついた。何を期待されているのか……が漠然としすぎてて、「あそこならいいかも」と思う部分は、まだまだ準備不足で無理。でも、せっかく倫理関係の人にお話するのだから、やっぱりあちらのネタがいいだろうか……いや、この際、こっちか……などと、悩みに悩んで揺れてしまった。

そんなところに、ちょうど翻訳本の初校ゲラが出てきた。え〜、いつ印刷所に回したの? 聞いてなかったよぉ〜! そこで、とにもかくそっちを終わらせざるをえなくなった。原稿を送って、さあやるぞと思ったところに、今度は娘が風邪で小学校をお休み。ふだんは制限しているビデオを見ていいよとリビングルームに送り込んだものの、「おか〜さ〜〜〜〜ん!」と1時間に2度は呼び出されるしまつ。こんな状況は、何もまともに考えられない。結局、まる2日間分たっぷり予定がずれこんでしまった。京都に出かける直前の夜、娘を寝かしつけてからおそるおそるレジュメを読みなおしてみたら、「やっぱり違う!! こんな話したってしょうがない!!!」と大幅に方針変更。徹夜でレジュメを直して、4時半に送信した。やれやれ……。

京都に向かうサンダーバードの中で、時間配分を考えておこうと思ってレジュメを開いた。すると……が〜〜〜ん! あっちもこっちもミスだらけ。削除したつもりのトムソン論文にまつわるくだりが、なぜかそっくり残ってる。徹夜で仕事をするものじゃありませんね……。はっきり言って、ゼミ発表よりレベルの低いレジュメに愕然として……おもむろに口頭で説明すべきことを書き込んでいった。それでも、事故かなにかで電車が遅れてくれたおかげで、30分眠ることができたのは不幸中の幸いだったかもしれないけれども。

発表そのものは……? まあ、なんとか終えることができました……が、反省点もぼろぼろ。内容についてはいずれまた。

いずれにしましても、研究会にお招きくださった方々、わたしの拙い話を聞いてくださった皆様、ありがとうございました。