リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

「中絶」注目、オバマ大統領がローマ法王と会談へ

上記タイトルの記事を見つけました。25日の讀賣新聞サイトです。

 【ワシントン=黒瀬悦成】ギブス米大統領報道官は24日、オバマ大統領が7月10日、ローマ法王ベネディクト16世とバチカンで初会談すると発表した。

 オバマ大統領は人工妊娠中絶の容認派として知られ、会談では中絶問題に関する大統領の発言が注目される。

 オバマ大統領は7月8〜10日、主要国(G8)首脳会議に出席するため、イタリアを訪問する。
(2009年6月25日20時58分 読売新聞)

いったいどうなるのでしょうねぇ……注目!です。

ただ気になるのは「人工妊娠中絶の容認派」という言葉です。「容認」するか「禁止」するか……の二者択一なのでしょうか? 実際には、さまざまな妊娠、さまざまな中絶があるというのに……。

「すべて禁止」のローマカトリックに対するからといって、必ずしも「すべて容認」ではないはず。そこを忘れてはならない、と思う。