アメリカ産婦人科医学会(The American College of Obstetricians and Gynecologists)のサイトで見つけた話です。分娩(labor)にまつわるケアを専門に担当するレイバーリスト(laborist)を提唱する声が挙がっているとのこと。興味のある方はACOGのThe Laborist: A Flexible Conceptを参照してください。
お産ケアは24時間体制にならざるをえないため、アメリカでも医師の「燃え尽き症候群」が問題になっているらしく、他の業務と切り離して分娩専門医を作るという発想が出て来たもようです。この背景として、アメリカには助産師がほとんどいないという事情がありそうですが、やはり産科医不足に悩む日本のシステム見直しの参考になるかも。