このところ、大学というものが抱えこんでいる諸問題をいろいろ感じさせられるできごとが種々ありました。
「個人」を絡め取ろうとする「権力」(をかさにきた人々)に対して、個人がどう応じていくのか、いくべきなのかを考えさせられました。
「個人」は弱い、としたらなおのこと、その弱さにつけこんでくる人々の狡猾さ、嫌らしさ、不正義を看過してよいわけはないでしょう。あくまでも個人の「自己責任」として、高見の見物で知らん顔を決め込もうとする「力」をかさにきた人々に対して、誰かが、少なくともある一定線から先は、勇気を振り絞って、抵抗を示していくべきではないか、などと考え続けています。