リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

本日付の「女性自身」スクープ 安藤美姫 妊娠発覚直後、周囲には“中絶”を勧められ…

安藤美姫 妊娠発覚直後、周囲には“中絶”を勧められ…

産む産まないの選択に揺れた心中を次のように語っています。

「赤ちゃんがおなかにいて、最後まですごく迷ったというか。自分は(赤ちゃんに)さよならをしてしまうのはいやだった。でも、やっぱり周りに反対されて、いちばんは母ですけど……。話をして、スケートよりその子を選んだんです」

 そして最後に「娘との時間を大切にしながら、ソチ五輪に向けて頑張っていきます」と、今後について語っていた。現在、安藤母子と母が暮らす横浜のスケート関係者は、出産の経緯を次のように語る。

「母親は当初、産むことを反対し中絶を勧めたそうです。安藤さんの関係者は『父親が誰かは、絶対に言えない人だから』と話していました。しかし、安藤の決意に負けて『どうしても産みたいなら仕方ない』と、母親は根負けしたそうです。でも出産するなら、妊娠していることが絶対に外部に漏れないようにしなさいともいったそうです」

“産むか産まないか”という葛藤を続けていた安藤。それと同じくらい、母も娘の出産について悩みを深めていたという。それでも安藤は、新しい命に向き合った。彼女はなぜ周囲の反対を押し切ってまで、出産することを決めたのだろうか。

知人の談話も。

「新たな生命を守るのは自分しかいない……そう思って彼女は中絶を拒否し、出産を決めたのでしょう。たとえ相手の男性との結婚がかなわなくても、シングルマザーになることも構わない……。娘と2人、過去を振り向かずに生きていくと、彼女自身が覚悟を決めての選択だったように思います。それは“自死”まで考えるネガティブだった過去の自分と決別でもあったのでしょうね」(安藤の知人)