土曜日に久しぶりに金沢大学の図書館に行った。拙著中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ: フェミニスト倫理の視点からを入れてくれていたのが嬉しかった・・・けど、中央図書館の医学の棚だったのがちょっと残念。(医学部の図書館なら、産婦人科の棚にあったら嬉しいけれど・・・。)
私にとっては、あれはフェミニズムの本、日本人の女性がいかに粗末に扱われているかを訴えている本なんだけど。
何軒かの本屋で置いてある場所を見てきたけれど、そもそも女性学やフェミニズムの棚をもつところが減ったためか、医学系の書棚に置いている書店が半分くらいかなぁ。「技術」と書いてしまっているからなのか・・・副題に入れた「フェミニスト倫理の視点」というのも、多くの人にはピンと来ないのかもしれない。胎児生命ばかり言っている日本の「生命倫理」を女性の視点から見直した本だという認知も、ほとんど持たれていないような気がする。
何か対策を講じるべき・・・なのかなぁ?