リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

エピデュラル出産

2014年9月27日の「性と健康を考える女性専門家の会」で,「日本における産科麻酔――エピデュラル出産を考える」というタイトルで勉強会が開かれるようです。講師は大西香世さん(国立成育医療研究センター研究所・政策科学部研究員)。実は,エピデュラルとは海外では中期中絶で多用されている(日本ではほとんど使われていない)硬膜外麻酔のこと。チラシから引用すると・・・

日本には「おなかを痛めてこそ子どもに愛情がわく」といった社会規範があるために,エピデュラル出産を選択しにくい,またはしたくないという女性が多い,と指摘する産科医や麻酔科医も多く存在します。ところが,理由はそれだけではありません。日本では,緩痛のための麻酔は自由診療であるため,女性にとって健康保険という経済的サポートがないこと,また,クリニックでの出産が多く,麻酔科医が24時間体制で常駐できないこと,など制度面での多くの制約があります。「おなかを痛めてこそ」といった社会規範ばかりがクローズアップされると,かえって女性がその規範に縛られてしまうデメリットもあります。帝王切開などで出産した女性が,自信をなくして産後うつになってしまうエピソードも,その典型例でしょう。

貴重な報告です。ぜひ多くの方に聞いていただきたいです!