副題は「医学の知の物語的構造」
監訳なさったのは、日本の生命倫理でナラティブ・アプローチの第一人者のお一人である元富山大学、現立命館大学の斎藤清二先生と元富山大学、現高月赤十字病院の岸本寛史先生です。
お隣の県で大学院生をしていた時代に、私も少しだけこの本の翻訳に関わらせていただきました。
- 作者: キャサリン・モンゴメリー,斎藤清二,岸本寛史
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2016/06/07
- メディア: 単行本
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帯にはこうあります。
医学は科学ではない。
科学の概念を個々の患者に適合させ、
理解するという、主観的な知識に基盤を置く
物語的活動である。
医師と患者のコミュニケーション・ギャップを超えるヒントが見つかるかもしれません。医療に関わる人、医療にかかる人の両方に広く読んでほしい良書です。