世界では超安全な薬を危険だ危険だと騒ぐ日本
最初に示したのは医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課が平成30年5月14日付で出したプレス・リリースのタイトルです。
このブログで何度も繰り返し指摘していますが、人工的に流産(中絶)を引き起こすミフェプリストンとミソプロストールという薬を使った手法は、海外では「Safe Abortion」(安全な中絶)とみなされており、WHOはこれらの薬を「必須医薬品」リストにも入れています。
むしろ日本で広く使われている搔爬(正式には拡張搔爬法=D&Cと略す)こそ、安全性に欠ける方法だと指摘されており、WHOは「未だにこの方法を使っている場合には、(薬を用いた中絶などの)より安全な手法に切り替えるべき」だと2012年以来警告を発しています。
そればかりか、今では知識と緊急時に医療に頼れる環境されあれば、これらの薬を自宅で用いる自己管理中絶(self managed abortion)は安全で有効な手段になりうると、WHOがお墨付きを与えてさえいるのです。
厚労省は10年以上にも渡ってこうやって中絶薬についてネガティブなイメージ操作を続けることで、厚労省はいったい誰の利益を守っているというのでしょうか。