リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

In ‘Personhood,’ Seattle filmmakers document the human cost of giving legal rights to embryos

ドキュメント映画「パーソンフッド」

「あなたは彼らに『人』として扱われたと感じましたか?」

妊娠中に麻薬を使用したために投獄された女性が、映画の終盤でそう問いかけられる。アメリカの「パーソンフッド法」は胎児を「人」として守ることを目的にしているけれども、実質的には妊娠した女性を縛る法律になっている。その矛盾を暴く映画らしい。プロライフの法律は、今の社会で恵まれない状況にある女性たちをさらに窮地に追いやる性質をもっている。だからこそ、リプロダクティブ・ジャスティスの視点が重要になると思う。


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