2020年8月29日NHKニュース
岡山での医師による不同意堕胎事件。エタノール(エチルアルコール)を腹部(子宮内?)に注射したとのこと。中絶合法化後のアメリカで何人か試した医師がおり、1973年に少なくとも1人死者が出たと報告されている方法です。
www.sciencedirect.com
以下はNHKのニュースサイトより。
岡山市の病院に勤める30代の医師の男が、妊娠中の女性に対し同意を得ずに胎児を中絶させけがを負わせたとして逮捕された事件で、検察は男を不同意堕胎傷害の罪で起訴しました。
起訴されたのは、岡山市の岡山済生会総合病院に勤める外科医師の藤田俊彦被告(34)です。
起訴状などによりますと、藤田医師は仕事が休みだったことし5月17日、勤務する病院に妊娠中の20代の女性を呼び出し、同意を得ずに麻酔薬を使って眠らせたうえで医療用の針を女性の腹に複数回刺し、純度の高いエタノールを注入するなどして胎児を死亡させ、女性にけがを負わせたとして、不同意堕胎傷害の罪に問われています。
検察は認否や動機について明らかにしていませんが、これまでの警察の調べによりますと藤田医師は容疑を認め、親しくしていたこの女性から妊娠していることを相談されたため、みずから診察すると申し出たということです。また、麻酔薬などは病院に無断で使用していたということです。
一方、女性には堕胎する意思はなく、「許すことができない」と話しているということです。
勤務する医師が起訴されたことについて、岡山済生会総合病院は「まだ詳しい情報を聞いていないので、コメントできない」としています。