リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

コロナ禍における中絶:女性の権利はパンデミックの影響を受けている

イプソス・ジャパンの統計

全体的に、女性の中絶を受ける権利はヨーロッパで最も広く認められており、スウェーデン (88%) 、ベルギー (87%) 、フランス (84%) 、イギリス、オランダ、スペイン (いずれも83%) がその筆頭に挙げられます。一方、新興市場での支持は低く、マレーシア (24%) 、ペルー (48%) 、ブラジル (53%) 、トルコ (56%) 、インド (63%) となっています。

中絶の支持が最も低い上位10カ国では、先進国はアメリカ (64%) と日本 (66%) だけです。

www.ipsos.com

英語の概要と報告書をダウンロードできるURLは次の通りです。
Abortions amid COVID-19: How women’s rights are being impacted by the pandemic | Ipsos
Globally, seven in ten adults favor allowing abortion | Ipsos