リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

1890年~2005年の平均寿命の変化

第20回生命表について

これを見ると戦前の男女の平均寿命は50歳にも満たなかったことが分かります。

今回公表する完全生命表は通算して19回目(第7回は欠番)にあたる平成17年の完全生命表であり、平成17年国勢調査による日本人人口(確定数)、人口動態統計の確定数(平成17年死亡数、平成17年乳児死亡数、平成16年及び平成17年出生数)を基礎資料として作成している。
 第20回生命表における平均寿命は、男78.56年、女85.52年であり、前回の完全生命表と比較して、男は0.84年、女は0.92年上回った。
平均寿命の年次推移をみると、戦前は50年を下回っていたが、昭和22年の第8回生命表の平均寿命は男50.06年、女53.96年と50年を上回った。その後、約60年経過し、男は28.50年、女は31.56年延びている。


表2 完全生命表における平均余命の年次推移

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厚労省「第20回生命表」1890年代~2005年まで

注:平成7年( )内は阪神・淡路大震災の影響を除去した値である。