全国および県の産婦人科医会会長に対応を求めました
日本産婦人科医会会長 木下勝之様
福岡産婦人科医会会長 平川俊夫様
前略
昨日、福岡県在住の未婚女性から、県内の複数の産婦人科で中絶を求めたがパートナーの同意書を求められ中絶を受けられずに困っているという相談が当研究所に寄せられました。
この女性の場合は、未婚であるばかりか、デートDVの被害者でもあるため、なおのこと同意書を書いてもらうことは困難でしたが、その旨訴えても断られたそうです。念のため、厚生労働省子ども家庭局母子保健課にも問合せましたが、未婚者の場合は同意書は不要であるとの見解を改めて示されました。
なお、インターネットの宣伝などを見ると、未だに未婚の場合でも同意書を求めているクリニックが少なくありません。未婚女性の場合には同意書が不要であることを、所轄の会員全員にしっかりと知らしめ、慣行を改めるよう指導してください。
これ以上、女性たちを苦しめるようなことが起こらないように心の底より願っております。どうぞよろしくご対応のほどお願い申し上げます。
RHRリテラシー研究所
代表 塚原久美
