リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

The Availability and Use of Medication Abortion

KFFという非営利活動法人

中絶薬のことを検索していて見つけました。

どんな組織なのか説明されていた部分を仮訳します。

 KFFは、国民の健康問題について、信頼できる独立した情報の必要性を満たす、寄付型の非営利団体です。法的には財団ではなく公益法人であり、ご存知のように、サンフランシスコに本部を置く独立した全国組織で、カイザー・パーマネンテとは何の関係もありません。

 私たちは情報機関であり、政策分析、世論調査、ジャーナリズム、社会的インパクトを与えるメディア・キャンペーンなどを通じて使命を果たしています。私たちは、政策とメディアの2つを得意としています。医療に関しては、私たちが専門家でないことも多く、専門家に任せています。私たちは、より良い情報が国や医療制度を苦しめるものすべてに対する答えだとは思っていません。しかし、医療政策を支配しがちなお金や政治、誤った情報に対する対抗策になりうると信じています。それが、私たちが選んだ役割であり、私たちが選んだニッチな場所なのです。

www.kff.org

KFFはアメリカの法人です。このサイトの情報によると、アメリカではCytotec(R)単独の中絶は行われていないようです。FDAのCytotec(R)の添付文書では、中絶への適用は書かれていません。


FDAではミソプロストールはあくまでもNSAID剤でしかなく、産婦人科医療への応用は正式には認めていないようです。
Misoprostol (marketed as Cytotec) Information | FDA


ACOGでもmedication abortionはMife+Misoしか書いてありません。
Abortion Care | ACOG