リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

古川禎久法務大臣の口癖?

ツイッターした件です…2月~4月までに5回も「虚心坦懐」で聞いて「努力する」を繰り返してます

4月23日
古川禎久法務大臣

ベトナム人実習生のリンさん事件について、4月12日の閣議後会見で、望月衣塑子記者から「(実習生の)監理団体の対応に問題はないか」と問われて

「個別のことはコメントしないが、虚心坦懐に話を聞き、技能実習制度があるべき制度になるよう不断の努力をする」

3月29日参議院 法務委員会でウィシュマさん事件について問われて

「こういう御意見に虚心坦懐に耳を傾けながら、先ほども申しましたが、改めるべきは改めていく、より良いあるべき姿に近づけていく不断の努力を欠かさない」

3月16日 参議院法務委員会で

「特定技能も技能実習制度も見直し時期をちょうど今迎えております。この機を捉えて虚心坦懐に、様々な意見がございますから、内外から、そういう御意見にもしっかりと幅広く耳を傾けて、あるべき姿を追求していきたい」

3月9日 参議院予算委員会福島みずほ議員に問われて

「あるべき姿に戻すべく、このあるべき入管法改正を行いたいというふうに思っております。
 そのときに、委員を始め、様々な御意見があります。そこにも虚心坦懐に耳を傾けながら、このあるべき姿を目指してそれは努力を続けていき…

2月16日 衆議院予算委員会第三分科会で

「様々な御意見や御指摘をいただいておるこの制度……今御紹介いただきました勉強会の中において、それこそ、先入観を持たずに、虚心坦懐に様々な意見をお伺いして、そういう課題の一つとして今の御指摘も受け止めさせていただきながら、検討して…」

下手なことを言えない立場なのもわかるが、特に4月23日のはあまりに酷かった。望月衣塑子記者が長々と説明するあいだ、耳と傾けているフリなのか、うなずいていたのに、一言もコメントなしとは……。