リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

中絶についてもっと話そう! 第21回「内診台を語ろう ― 人・モノ・環境の視点から」

#もっと安全な中絶をアクションのイベント案内

中絶についてもっと話そう!
第21回「内診台を語ろう ― 人・モノ・環境の視点から」
■日時:2022年7月28日(木) 20:00-21:30
■問題提起 三村 恭子(団体職員) 小門 穂 (大学教員) 柘植あづみ(大学教員、当会メンバー)【ファシリテーター兼】

■内容  私たちは10年ほど前に、医療器具や医療の空間にジェンダー・バイアスがいかに影響するかを知るために、内診台をとりあげて調査しました。  調査では、内診台の開発、販売、医療施設での選定や利用について調べ、内診台に乗った経験のある女性にはその体験についてインタビューしました。

 内診台を開発、製作している企業は、自動で内診台を上下、前後に動かし、さらに内診台に座る人(多くは女性)を仰向けにしながら開脚をうながすことで、「女性の恥ずかしさをやわらげる」と説明していました。  また、医師・医療者には、患者が内診姿勢になるのに要する時間を短縮できることをセールスポイントとしていました。

 この調査では、内診台そのもののデザイン、そして内診台が置かれる環境を調べることで、医療が内診台上で受診する人をどう捉えているか、そして、その捉えかたが内診台のデザインや内診台が置かれている部屋(内診室)のつくりやカーテン設置にどう反映されているかを検討しました。

 最初に調査結果と考察を中心に3人から話題提供し、その後、内診台と内診室についているカーテンなどの環境が、診察や中絶を含む医療処置にどう影響しているかを、グループに分かれて参加者で話し合う時間(15分程度)をもちます。 (グループに入りたくない方は、入らずにお待ちいただくことも可能)。

 その後グループごとに話した内容を発表していただき、全体でディスカッションをしたいと考えています。

[形 式]Zoomによるオンラインイベント(先着100名) [参加費]無料(視聴カンパにご協力ください。) [申込み方法]「Peatix」サイトの下記ページからお申込みください。 https://asajevent21.peatix.com/

 Peatixから当日参加の案内が送られます。  Peatixの申し込みページには、無料参加券の他、視聴カンパ付き 参加券もあります。ご支援よろしくお願いいたします!


■諸注意 ※今回はZoomを使用したオンラインイベントとなります。 Zoomを初めてご利用になる方は、使用する機器にZoomのアプリをダウンロードしておいてください。 ※当日の録画動画は、後日YouTubeにて配信予定です。 ※取材および、ネットメディア、ブログ等での記事化、二次利用の場合は、当会に連絡し、必ず許諾を得てください。こちらも併せてお読みください(報道関係の皆様へ)。


【取材のお問合せ/連絡先】#もっと安全な中絶をアクション(ASAJ) 担当:齋藤 e-mail:asaj.press@gmail.com