リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

ビッグデータが示す性別による医療過誤と患者安全のパターン

Health It Analyticsというサイトの記事

ジェンダーによって扱いが異なる!?


冒頭を仮訳します。

ペンシルバニア患者安全局の研究者は、ビッグデータ分析を用いて医療過誤の特定と削減に取り組んでいる

By Jennifer Bresnick

2016年9月22日 - ビッグデータ分析ツールは、ペンシルバニア患者安全局(PSA)の研究者が医療ミスやニアミスイベントに関する250万件の報告書に隠された患者安全のパターンを発掘するのに役立っています。
 PSAは、男性と女性の患者が異なる割合で特定の患者安全の問題に直面していることを発見しましたが、データからは、ある性別で有害事象がより発生しやすい理由は明らかにされていません。 女性患者は薬物有害反応に遭遇する確率が高く、男性患者は切り傷や擦り傷などの皮膚の完全性エラーに直面する確率が高くなっています。

 これらの副作用には、発疹、水疱、じんましん、精神状態の変化、低血圧、血液学的問題などがよく含まれます。

 また、女性患者は投薬ミスや処置、治療、検査に関連する合併症やエラーを経験する確率がやや高く、男性患者は転倒事故が多く、医療機器や装置に関するトラブルがやや多いことが分かっています。

 このデータは、ペンシルバニア州の1200以上の医療機関から定期的に収集され、2003年から開発されている全米最大の患者安全データバンクに保管されています。

 PSAは、毎年25万件の報告を受け取っているという。

Big Data Shows Gender-Based Medical Error, Patient Safety Patterns