リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

VCATの資料

忘備録

(1)MS Internationalがナイジェリアで行ったワークショップに関するもの
①Training pack on Values Clarification and Attitudes Transformation (VCAT) For Mid and Senior Level Health Care Workers Abuja, Nigeria 2020(Youth Community for Sustainable Development)[PDF 42頁]
https://yncsd.org/wp-content/uploads/2020/10/VCAT-Manual.pdf

②VCAT Evaluation | Ibis Reproductive Health(①のトレーニングの結果報告)
https://www.ibisreproductivehealth.org/projects/vcat-evaluation
⇓クリックすると出てくる報告書の案内ページ
The role of VCAT workshops in addressing provider stigma and expanding access to safe abortion services
⇓さらにクリックすると開く報告書[PDF 3頁]
MARCH 2023, The role of VCAT workshops in addressing provider stigma and expanding access to safe abortion services
https://www.msichoices.org/media/4787/evidence-brief_ethiopia_the_role_of_vcat_workshops.pdf

③MS Internationalの”Terms of Reference”
Marie Stopes International(現MS International)が2018年から1年半にわたってナイジェリアで行ったプロジェクトの目的を記した応募案内、簡単なVCATの説明有
https://www.msichoices.org/media/3452/tor-vcat-evaluation.pdf

以下はIPASの情報です
④VCATの資料一覧(5種類)
https://www.ipas.org/resource-library/abortion-vcat-resources/
④-1 Abortion self-care: Values clarification for action and transformation workshop facilitator’s guide(最新版ファシリテータ用ガイド2003)
https://www.ipas.org/wp-content/uploads/2022/11/Abortion-Self-Care-Values-Clarification-for-Action-and-Transformation_VCATASCE22.pdf[PDF p.123]
④-2 Disability inclusion in reproductive health programs: An orientation and values clarification toolkit(障がい者にインクルーシブなプログラム)
https://www.ipas.org/wp-content/uploads/2022/05/Disability-inclusion-in-reproductive-health-programs-VCATDS2E21b.pdf(2021、142頁)
別途PPTもダウンロード可(84スライド)
④-3 Abortion Attitude Transformation: A values clarification toolkit for humanitarian audiences(難民など困難を抱えている人用)
https://www.ipas.org/wp-content/uploads/2023/05/VCATHS2E18-AbortionAttitudeTransformation-humanitarian-audiences-c.pdf(2018、94頁)
別途PPTもダウンロード可(未確認)
④-4 Abortion Attitude Transformation: A Values Clarification Toolkit for Global Audiences(おそらくIpasのオリジナルバージョン)
https://www.ipas.org/wp-content/uploads/2020/06/VALCLARE14-VCATAbortionAttitudeTransformation.pdf(2009(2014改版?)、186頁)
全訳しなくてもいいかもしれないが、より短いバージョンとどう違うのかは把握しておく必要がある。12か国の女性の写真付き事例集、他のリソース紹介など詳しい。
④-5 Abortion attitude transformation: Values clarification activities adapted for young women
https://www.ipas.org/wp-content/uploads/2020/06/VCATYTHE13-VCATAbortionAttitudeTransformationActivities.pdf(2013、52頁)
Abortion care for young women: A training toolkit(若い女性用の補足資料)先に④-4と若い女性のSRHRと、若い女性の中絶に関する別途トレーニングを受けておく必要有。

⑤ Ipas. (2022). Values clarification for action and transformation workshop facilitator’s guide
https://www.ipas.org/wp-content/uploads/2022/11/Abortion-Self-Care-Values-Clarification-for-Action-and-Transformation_VCATASCE22.pdf(2022、123頁)
Abortion self-care (ASC) の時代に合わせたVCAT。時間が限られているときに使用する、最も人気があり効果的な6つのアクティビティが含まれている1日間プログラム例含む。
⇓リンク
How to safely self-manage an abortion using pills(Mina’s story[youtube]有)
https://www.ipas.org/our-work/self-managed-abortion/abortion-with-pills/

⑥-1 Values clarification workshops to improve abortion knowledge, attitudes and intentions: a pre-post assessment in 12 countries(Ipasの調査概要)
https://reproductive-health-journal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12978-018-0480-0
⑥-2 結果の論文⇒上記でPDFダウンロード可

サマリー:女性は中絶のスティグマによって安全な中絶サービスを受けられないことが多く、そのために中絶を提供する可能性のある人が中絶サービスを提供できず、政策立案者や地域のリーダーなど他の意思決定者が中絶サービス提供を支援することができない。本研究では、中絶に関する価値観の明確化と態度の変容(VCAT)ワークショップが、参加者の中絶に関する知識と態度、および中絶ケアを支援する意図を改善し、特に最も知識が少なく、最も否定的な態度でワークショップに来た人々の間で改善することを明らかにした。


⑦SafeAccessHub 複数のプロバイダーが協力して作っているハブ
AWARENESSのタブ(
Awareness | SafeAccess Hub)
でトピック”Values Clarification Attitude Transformation”を選ぶと7つの情報(1つはスペイン語なのでパス)が出てきた。


05 Jun 2019 Abortion attitude transformation: A values clarification toolkit for global audienceswww.safeaccesshub.org
www.safeaccesshub.org
www.safeaccesshub.org
www.safeaccesshub.org
上記まではすでに説明済み。


www.safeaccesshub.org
説明を仮訳します。

安全な中絶と中絶後のケアプログラムについて話すとき、正しい言葉を使い、安全なサービスへのアクセスを拡大する運動にとって有益なメッセージを伝えることが肝要です。

国際家族計画連盟が作成した『How to talk about abortion: A guide to rights-based messaging)は、中絶に関する資料を作成する際に考慮すべき点について、具体的なヒントやアドバイスを提供しています。

価値観にとらわれた言葉やイメージは、スティグマを増長させ、不正確な情報を助長します。そのため、『中絶の話し方』では、肯定的で権利に基づいたメッセージの例や、汚名を着せるような言葉やイメージを使わないようにするためのヒントを提供しています。

このガイドは、教育者、アドボケート、プログラマー、医療専門家、政策立案者などを念頭に置き、番組概要から政策文書まで、幅広いコミュニケーション資料の作成に役立つように作成されました。

www.safeaccesshub.org
説明を仮訳します。

中絶のスティグマは、ジェンダーに基づく差別からの自由、思想の自由、到達可能な最高水準の健康への権利など、女性の基本的な自由と権利を侵害するものです。それは、中絶がどのようにみなされ、法制化され、提供され、あるいは提供されないかに影響を与えます。中絶にまつわるスティグマによって、中絶はまれなこと、あるいは「ある種の女性」だけが経験することだと考える人もいますが、世界中の女性にとって中絶はよくある経験です。

過去10年間、Ipasと他の性と生殖に関する健康と権利のパートナー団体は、中絶のスティグマを理解し、それに挑戦し、測定するために取り組んできました。中絶のスティグマを理解し、それに挑戦し、測定するためのこのファクトシートは、ウガンダ、ネパール、メキシコのスティグマに焦点を当てたプロジェクトと調査結果を紹介しています。また、スティグマ削減に対するアイパスの組織的アプローチの概要を説明し、スティグマ削減の取り組みの将来の方向性を考察しています。

ファクトシートで取り上げたプロジェクトとともに、アイパスはスティグマ介入の設計と測定に役立つ関連ツールも開発しています。個人とコミュニティのレベルで中絶のスティグマを測定するために使用されるStigmatizing Attitudes, Beliefs and Actions Scale(SABAS)、対話型ツールキット「Abortion stigma ends here: このツールキットは、多様な文脈や環境における中絶スティグマに挑戦し、軽減するために作成されたものです。

factsheets: UNDERSTANDING, CHALLENGING AND MEASURING ABORTION STIGMA, Current efforts and future directions
説明を仮訳します。

安全な中絶と中絶後のケアプログラムについて話すとき、正しい言葉を使い、安全なサービスへのアクセスを拡大する運動にとって有益なメッセージを伝えることが肝要です。

国際家族計画連盟が作成した『How to talk about abortion: A guide to rights-based messaging)は、中絶に関する資料を作成する際に考慮すべき点について、具体的なヒントやアドバイスを提供しています。

価値観にとらわれた言葉やイメージは、スティグマを増長させ、不正確な情報を助長します。そのため、『中絶の話し方』では、肯定的で権利に基づいたメッセージの例や、汚名を着せるような言葉やイメージを使わないようにするためのヒントを提供しています。

このガイドは、教育者、アドボケート、プログラマー、医療専門家、政策立案者などを念頭に置き、番組概要から政策文書まで、幅広いコミュニケーション資料の作成に役立つように作成されました。

ガイドはIPFF以下でダウンロードできます。
How to talk about abortion: A guide to stigma-free messaging | IPPF