リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

なんとthe Lancetに私のコメントが掲載されていた!

The Guardianの記事にも、もしかして?

The Lancet: Japan approves abortion pill

Japan approves abortion pill for the first time | Japan | The Guardian

ただし、両方とも「日本では経口中絶薬が承認されるまで外科的中絶法しかなかった」という間違いが書いてある。私の所属(RHR Literacy Laboratory)もInstituteに間違えられている!

私に取材した記者に訂正を求めるメールを出したけど、なしのつぶてなので、編集部の連絡先を探していた。ランセットの編集の連絡先がどうしても分からず、とりあえずガーディアンの方だけ修正依頼のメールを出した。

ついでに、日本の中期中絶はWHOが推奨しているD&Eではなく、世界ではもはや「廃れた」薬である膣坐薬ゲメプロストを使っているということも編集者に訴えて、取材して書いてほしいとお願いした……どうなるかな?

中期中絶薬の問題については、以下の英文ニューズレターにも書いている。
3. Are medical abortion pills deleterious drugs containing a poisonous ingredient? No!

追記:The Lancetもメールの宛先が見つかってさっき送った。The Guardianはともかく、The Lancetは日本の産婦人科教授などはまず読んでいるはずで(読んでないとしたら、それもまた問題)、誰も間違いに気づかなかったまたは間違いを指摘しなかったとすると、それもまたまた問題!!