リプロな日記

中絶問題研究家~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

進捗?

覚書……かな?

男女共同参画基本計画の第1次~第5次までの「生涯にわたる女性の健康」に関する比較を行い、第2次の時の山谷えり子議員の国会における質疑の結果が基本計画のリプロダクティブ・ライツの記述を最悪の内容に変えたこと、第3次以降もリプロに関する意識の浸透をめざす施策が二度と戻ってこなかったことを確認した。

ジェンダーフリーという和製英語も、きちんと定義が共有される前にいろいろと「勝手な定義」で使われていき、収拾がつかなくなってしまった。それと同様に、RHとRRの定義さえきちんと共通理解がないままに、SRHRまですっ飛ばしてしまうことの危険性も感じた。

「リプロの権利」「リプロの健康」「リプロの公正」で、どこまで説明できるのだろう??と思いながらも、「リプロダクティブ・ヘルス&ライツ」ではやっぱり伝わらなすぎる……と思う今日このごろである。