こども家庭庁 ホーム>政策>母子保健・不妊症・不育症など>母体保護法に基づく人工妊娠中絶の指定医師の指定等に関する調査
母体保護法に基づく人工妊娠中絶の指定医師の指定等に関する調査
調査事項
新規申請者数
新規指定医師数
母体保護法指定医師数
医療機関・施設総数
メフィーゴパックが使用可能な医療機関・施設総数
調査結果
令和5年4月1日から令和6年3月31日
令和5年度分指定医師数等調査(Excel/21KB)
問い合わせ先
こども家庭庁 成育局 母子保健課
〒100-6090 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 霞が関ビルディング
電話番号03-6862-0505
主な調査結果をまとめてみました:
全国の状況(令和6年3月31日現在)
- 新規申請者数:930人
- 新規指定医師数:928人
- 母体保護法指定医師数:14,556人
- 医療機関・施設総数:7,602か所
- メフィーゴパック(経口中絶薬)使用可能施設数:888か所
ポイント
- 新規指定率が高い
- 930名の申請に対し、928名が新規に指定されており、ほぼ全員が認可されている。
指定医師数の分布
- 全国で1万4千人以上の指定医師が存在。地域ごとの偏在はあるものの、指定の更新は安定的に行われている。
メフィーゴパックの普及状況
- 全医療機関の約12%(888/7602)で使用可能。普及はまだ限定的だが、導入が進んでいる。
要約すると、令和5年度には930人が新規に申請し、そのうち928人が新たに指定医師として認定された。全国で指定医師は14,556人いるが、中絶を行える医療機関・施設の総数は7,602か所、メフィーゴパック(経口中絶薬)使用可能施設数は888か所にすぎず、まだ1割強程度にとどまる。