東京新聞 2021年9月3日 11時15分
生まれたばかりとみられる男児の遺体を自宅内に遺棄したとして、埼玉県警は2日、死体遺棄の疑いで、同県川越市大塚、無職斎藤真悠容疑者(26)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は、同日までの間、男児の遺体をプラスチック製の衣装ケースに入れ、自宅アパートのクローゼットに置いて遺棄したとされる。
男児は斎藤容疑者の実子とみられ、何も着ていない状態だった。県警は3日に司法解剖し、死因や死亡した時期を調べる。
県警によると、2日未明に「知人の彼女が出産したかもしれないが、子どもの行方が分からない」と警視庁に通報があり、連絡を受けた県警の捜査員が同日午前9時ごろ、斎藤容疑者の自宅アパートを訪問して遺体を発見した。県警は同居の男性からも事情を聴いている。
現場はJR川越駅から南西に約2キロの住宅街。