リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

Common myths/misconceptions around abortion

DKT Womancare Globalのサイトより Common myths/misconceptions around abortion 中絶にまつわる一般的な神話と誤解 吸引式中絶は痛いですか? ほとんどの女性は、中絶の最中や後に、強い生理痛のようなけいれんを感じます。しかし、医師や看護師は、痛みを…

「経口中絶薬」が日本で初の承認へ 副作用は?価格は?産婦人科医に聞いた

デイリー新潮 2021年6月7日掲載 「経口中絶薬」が日本で初の承認へ 副作用は?価格は?産婦人科医に聞いた ライフ 2021年6月7日掲載 高尾美穂 「経口中絶薬」が年内にも国内で初めて承認申請される。英国の製薬会社「ラインファーマ」が妊娠9週までの18~45…

動画:妊娠中に転倒し「中絶」で禁錮30年の女性、9年収監後に仮釈放 中米

エルサルバドル 「転んだ」だけで「中絶罪」に問われ9年間も収監 【6月9日 AFP】中米エルサルバドルで、妊娠中に転倒し人工中絶したとして禁錮30年の判決を受け、約9年刑に服したサラ・ロヘル(Sara Rogel)さん(28)が7日、仮釈放された。関係者らがAFPに…

戦後の死産届に関する疑惑

自然死産のうち相当数が中絶だった可能性も 戦後の自然死産届け出数が異様に多いことに気づいて、複数の統計を組み合わせてグラフを作ってみました。 総出産数と中絶数、死産率戦前、おそらく医学的な改善のために減少の一途をたどってきた戦後の自然死産数…

1941(S16)年 人口政策確立要綱の決定

忘備録:戦時下の人口政策の集大成 要綱本文を見つけました。 人口政策確立要綱の決定人口動態の推移1899年から2000年にかけての推移。 死産率が戦後急上昇しているのが分かります。 中絶統計はよく見ますが、死産がこれほど多かったのは知らなかった。 人口…

1890年~2005年の平均寿命の変化

第20回生命表について これを見ると戦前の男女の平均寿命は50歳にも満たなかったことが分かります。 今回公表する完全生命表は通算して19回目(第7回は欠番)にあたる平成17年の完全生命表であり、平成17年国勢調査による日本人人口(確定数)、人…

ロウ判決の危機

ハートビート法 アメリカという国は合州国であって、それぞれの州に法律があるのだが、州法はアメリカ連邦憲法に則っていなければならない。つまり連邦裁判所で違憲判決が下されると、その州法は廃止しなければならないし、同様の内容をもつ別の州の州法も一…

人権のための行動宣言2019 日弁連

2017年に刑法が改正され,強姦罪が強制性交等罪とされ,法定刑の引上げ,非親告罪化,監護者による子への性交等については暴行脅迫を要件としないことなどが規定されました。今後は,性犯罪の実態に即した見直しが予定されている2020年に向けて,対…

日本弁護士連合会の意見書

刑法と売春防止法等の一部削除等を求める意見書 2013年(平成25年)6月21日 日本弁護士連合会 第1 意見の趣旨 日本は,国連・女性差別撤廃委員会から,セクシュアル・リプロダクティブ・ライツ*1等に関する処罰規定等について,見直し等を迫られて…

アメリカで中絶許容派が優勢に

共和党と民主党、保守とリベラル、プロライフとプロチョイスの対立構図は残る ギャラップの調査でアメリカで中絶許容派が中絶反対派より多くなったことが明らかになりました。しかし両派はあいかわらず拮抗しており、対立構図は崩れていません。比較的若い人…

1970年代から1980年代にかけて水子供養は広まっていった

1977年頃の中絶……微妙な時期ですね 「Dr.北村の女性クリニックへようこそ」で見つけたQ&Aです。仮にこれが書かれたのが2014年だとして逆算すると、この方が中絶したのは1977年。リブセンターが閉鎖された年です。その頃の女性たちは元気で、性に関してもかな…

中絶と女性の心理

2000年代初めに小さな研究ブーム 私が中絶問題研究を始めた2003年頃には、若干、中絶の心理問題に関する研究が行われていた感があるのだが、最近はめったに見かけなくなった。それには理由がありそうだが、ここではちょっと目についた研究を書き留めておくだ…

本会期で11回目―全6人の国会議員が質問

中絶、緊急避妊、不妊治療など、リプロについて 本日の厚労委員会で福島みずほさんが質問に立ち、本国会で11回目のリプロ(中絶、避妊、緊急避妊等々)に関する質問になりました。これは画期的なことですが、政府参考人の渡辺由美子氏(子ども家庭局長)が一…

WHO recommendations on self-care interventions: self-management of medical abortion

試訳してみました 原文はこちら。 WHO recommendations on self-care interventions: self-management of medical abortion以下試訳です。 セルフケアの介入に関するWHOの勧告 薬による中絶の自己管理 セルフケアとは? WHOの定義によると、セルフケアとは、…

中絶のスティグマをなくそう

イギリスで取組が始まっています New home | Abortiontalk日本でも安心して中絶を語れる場を作りたいなぁ~!

WHOが推奨している最新の中絶方法

新たなエビデンスの積み重ね どれが最新情報? WHOが妊娠9週まで(9週未満)の自宅での自己管理による薬の内服による中絶を推奨していたというのは、2014年にWHOが発行しているClinical practice handbook for safe abortion(安全な中絶のための臨床診療ハ…

過去3年間の月別中絶数に占める20歳未満の比率の推移

令和2年度の人工妊娠中絶数の状況について上記の表に基づいて、20歳未満の占める比率を計算してみました。昨年の後半にかけて比率が低下する傾向が見られます。可能性と考えらえるのは、 ・20歳以上の中絶が相対的に増えたこと(コロナの中の産み控えなど)…

「中絶についてもっと話そう」第8回:女性の力を信じよう!

5月28日トークイベント「中絶についてもっと話そう」第8回 「女性の力を信じよう!」お待たせしました。動画配信が始まりました。どうぞよろしく! https://www.youtube.com/watch?v=vuDbQuq7Z7E

第16回 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議

資料5 検討会議における今後の検討の進め方について(案)にご注目 緊急避妊薬のOTC化の話です。 このページの下の方にある資料ををクリックすると これがでます。 3.海外状況調査について ・ 評価検討会議で緊急避妊薬に係る再検討を行うにあたり、諸外…

WHO: Emergency Contraception--a Guide for Service Delivery

1998年のWHO緊急避妊ガイドライン 日本の今の議論はこのレベルにも達していないのでは? 周回遅れにもほどがあります。Emergency Contraception--a Guide for Service DeliveryプランB(レボノルゲステロル)は1999年にアメリカのFDAで承認され、性交後72時…

Embryo vs. Fetus: Fetal Development Week-by-Week

胚と胎児の違い:週ごとの発達 とても分かりやすい記事です。www.healthline.com

「子どもたちの勝利」 フィリピン、性的同意年齢の引き上げへ

AFP 2021年1月5日 8:00 発信地:マニラ/フィリピン [ フィリピン アジア・オセアニア ] www.afpbb.com今になって知りました。大事ですね。日本は未だに13歳……。

コクラン・ライブラリーの「緊急避妊の方法」

2019年1月のレビュー 今になってまたしても緊急避妊薬(ECP)レボノルゲステロルのOTC化を検討しているのだそうだが、今度は全10項目にわたる(かなり詳細にこだわった)「海外調査」を行って検討するのだという。でも、これ、どうやって調査するというのだ…

今国会中にあった「中絶薬」や「中絶問題」への言及

質問に立った議員は5人、全部で9回も言及されました これは画期的なことです! 3/16(火)参議院厚労委員会 ★福島みずほさん(社民) 渡辺由美子(政府参考人) 堕胎罪、配偶者同意 https://kokkai.ndl.go.jp/#/detailPDF?minId=120414260X00320210316&page=…

台湾でも配偶者同意要件をなくそうとしているらしい

ETtoday新聞雲の記事 Change.org*1で中絶における配偶者同意要件の廃止を訴えている仲間からもらった情報です。下記に最新情報があります(中国語)。 雷皓明/《優生保健法》修什麼?人工流產無須配偶同意 | ETtoday法律新聞 | ETtoday新聞雲DeepLで訳して…

チュニジアでも起きている:配偶者同意が不要なのに求められる不条理

The Right to Abortion in Tunisia after the Revolution of 2011: Legal, Medical, and Social Arrangements as Seen through Seven Abortion Stories The Right to Abortion in Tunisia after the Revolution of 2011以下の女性2人が、配偶者同意は法的に…

配偶者同意条項が消えた国

チュニジアには1956年から1973年まで同意条項があった Abortion and Islam: Policies and Practice in the Middle East and North Africa 1956年にチュニジアが独立する以前は、フランスの法律に触発されて、政策や法律は出生主義的なものであった。1964年、…

国際刑事裁判所規定

Rome Statute of the International Criminal Court 優生保護法は以下の規定に反する? 笹沼弘志先生のご指摘から……メモメモ。 Rome Statute of the International Criminal Court Article 6 - Genocide For the purpose of this Statute, "genocide" means …

田村智子議員の中絶薬に関する質問への政府答弁について

政府の常套句「胎児生命」と「リプロはいろいろ」を反駁する試み 令和三年六月一日(火曜日)参議院内閣委員会の答弁で、田村智子議員が中絶薬の導入を機に、中絶への公的補助を考えるべきではないかとの質問に三原じゅん子副大臣はこう答弁した。 人工妊娠…

Self-administered versus provider-administered medical abortion (Review)

中絶薬を用いた自己管理中絶と医療提供者が実施した中絶の完了率に変わりはない EBMを推進するために世界中の質の高い医療情報を集めているコクラン・ライブラリーにおける昨年のレビューで、中絶薬(第二薬)を自宅で服用する自己管理中絶と医療機関で服用…