リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

19歳の中絶,50人に1人

本日付,共同通信のニュースです。タイトルは,「19歳の中絶、50人に1人 厚労省が初めて集計」。

 19歳の女性の50人に1人、18歳だと64人に1人の割合で2003年度に人工妊娠中絶をしていたことが2日、厚生労働省の統計で分かった。10代を1歳刻みで集計したのは初めて。10代の中絶率は前年度より微減したが,10年前の約2倍と依然多かった。
 厚労省は10代女性の身体と心を傷つける中絶の減少を母子保健10カ年計画で目指しており「ショッキングな数字。学校や市民団体と協力して性に関する知識の普及啓発をしたい」(母子保健課)としている。
 この調査は1948年に開始、母体保護法に基づいて都道府県などに届け出があった件数を集計し、01年までは1-12月の年間数,02年度からは年度の数字をまとめている。
共同通信)−11月2日8時46分更新


平成15年度 保健・衛生行政業務報告結果の概要(衛生行政報告例)の「4 母体保護関係」に統計があります。