リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

迷惑メール,いやになります……今日はあまりに巧妙で犯罪めいたものが入ってきたので,黙っていられなくて,通報先を探したところ,警視庁サイバー犯罪対策のページで「インターネット・ホットラインセンター」というのを見つけました。

次のページから「ホットラインへ通報する」ことができます。→http://www.internethotline.jp/

このホットラインセンターの設置の背景等は以下のページにありました。

ホットラインセンターについて

1.ホットラインセンター設置の背景
近年、インターネット上における児童ポルノや規制薬物の広告等の違法情報や、犯罪その他の違法行為を引き起こす原因となるなど公共の安全や秩序に対する危険を生じさせる情報の流通が社会問題となっている。
これらの違法情報及び有害情報(「公序良俗に反する情報」をいう。以下同じ。)に対しては、警察においてサイバーパトロールを実施して違法情報の発信者の取締り等を行っているほか、受信側による情報のフィルタリング等の対応及びプロバイダや電子掲示板の管理者等による違法・有害情報に対する送信防止措置等の対応が行われている。
しかしながら、インターネット上には膨大な量の情報が日々新たに流通していることに加え、海外に設置されたサーバに蔵置されているものがあるほか、コンテンツ自体のコピー、改ざん、削除等が容易であるなどの特性も有しているため、これらの違法・有害情報への対応をより一層推進するに当たっては、広くインターネット利用者の協力を得て違法・有害情報に関する情報を収集することが効果的である。
一方で、協力を求められる利用者の立場からすれば、違法情報を警察に通報する際には氏名等を明らかにする必要があることなどから通報に消極的になることも想定される。また、有害情報については、関係機関が対応しているものの、適切な機関を選択することが難しい場合があるなどの問題点もある。
このような状況の下、インターネット上の違法・有害情報への対応を効果的かつ効率的に推進していくためには、広くインターネット利用者から違法・有害情報に関する情報提供を受け付け、一定の基準に従って情報を選別した上で、警察への情報提供、電子掲示板の管理者等への送信防止措置依頼等を行う団体を設けることが重要であることから、ホットラインセンターを設置することとしたものである。

http://www.internethotline.jp/about/hotline.html

そもそも受けとったメールというのは,アジアの年端の行かない少女を連れてきて買春客に斡旋するという内容。二重,三重の人権侵害が,本当に許しがたい! ここに書いたかどうか忘れたけれど,日本人男性の買春率は,他の先進国の何倍にも達しているそうだ。だからこそ,こういう産業が成り立つんだと思うと,まったく腹が立つやら,情けないやら……。

どれだけの効果があるかは分からないけど,みんなでどんどん通報するようになったら,対策を講じずにはいられなくなるんじゃないかな。どうにかしたいよね。女性のリプロダクティヴ・ライツの問題というか,明白な性差別でもあると思うし,外国人差別の問題でもあるし,子どもの人権問題でもある。他に有効な通報先があったら,ぜひ教えてください!