本日付の山形新聞の県内ニュースに、「最高賞は胎児成長を携帯で見るソフト 山形で全国高校デザイン選手権」というタイトルの記事がありました。
2010年10月31日 20:24
全国高校デザイン選手権大会決勝大会が31日、山形市の東北芸術工科大で開かれ、最高賞の文部科学大臣賞に、有田工業高(佐賀県)の男子生徒3人が発表した「男も見守る携帯アプリ ウームメン」が輝いた。産婦人科医らの協力を得て、胎児が成長する姿を携帯電話で見ることができるソフトを紹介した。
同大会は、高校生が社会や生活の中の問題点を発見、分析して、その解決策をデザイン、発表する力を競う。今回は過去最多となる87校から562チームの応募があり、1次審査を通過した10チームが決勝大会に進んだ。
――中略――
有田工業高のチームは、佐賀県での中絶率が全国ワースト1位であることに注目。「夫が、妻の妊娠中から赤ちゃんを身近に感じられれば、思いやりが深まるのではないか」と発想し、現代の親世代に身近な携帯電話を使って、胎児のエコーを見たり、男性がかかわれる育児について学べるアプリケーションを考えた。審査員からは「アイデアにパワーがある」「普遍的テーマで、実現しやすい形だ」などと評された。
男子生徒が開発したところも感心したけど、「ウームメン」というネーミングが何とも言えない!