じつは私はSFファン(スペースオペラ以外ですが)。この夏に翻訳が出たばかりのジェイン・ロジャーズ作『世界を変える日に』をお薦めします。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないけれど、裏表紙のあらすじを少し書き写しておきましょう。
バイオテロのため、子どもが生まれなくなる疫病に世界中が感染してしまった。このままではいずれ人類は絶滅する。十六歳のジェシー・・・の愛と勇気を鮮烈に描き出した作品。
さわやかな読後感は得られないかもしれないけれど、インスパイアリングなアーサー・C・クラーク賞受賞作品です。読んだ人と感想を語り合いたいなぁ〜。
- 作者: ジェイン・ロジャーズ,Jane Rogers,牧野千穂,佐田千織
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (10件) を見る
一読後、発作的にトム・ゴドウィンの『冷たい方程式』を読み返したくなりました。全然違うのに。行き場のなさ加減が似ているからか?
私が持っているのは↑なんですが、新版が出ているようなので、書誌情報はそちらを紹介しておきますね。