リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

Feminists Go on the Offensive as Supreme Court Decides Monumental Abortion Case, June v. Russo

ジューンメディカルサービス対ルッソに米最高裁判決 フェミニスト攻勢に出る

雑誌Ms.の2020年2月28日付の記事です。トランプ政権の下で反中絶派が多数を占める現在の米最高裁で、一世を風靡した1973年のロウ判決が覆されるのではないかと懸念されています。

https://msmagazine.com/2020/02/28/feminists-go-on-the-offensive-as-supreme-court-decides-monumental-abortion-case-june-v-russo/

この記事にも出てくる"admitting priviledges"とは、中絶を行う医師が合併症等を起こした患者を近隣の病院に入院させる特権をもっていることを義務付けたもので、実質的に中絶クリニックでの診療を不能にさせる効果を持つ反中絶法です。