中絶率の試算
母体保護関係
平成 30 年度の人工妊娠中絶件数は 161,741 件で、前年度に比べ 2,880 件(1.7%)減少している。
「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が 5,916 件と最も多く、次いで「18 歳」が 3,434件となっている。
人工妊娠中絶実施率(女子人口千対)は 6.4 となっており、年齢階級別にみると、「20~24 歳」が 13.2、「25~29 歳」が 10.4 となっている。「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が9.8、「18 歳」が 5.8 となっている。(表7、図8、図9)
1 出生数は減少
出生数は 91 万 8400 人で、前年の 94 万 6146 人より 2 万 7746 人減少し、出生率(人口千対)は 7.4 で前年の 7.6 より低下した。合計特殊出生率は 1.42 で前年の 1.43 より低下した。
4 死産数は減少
死産数は 1 万 9614 胎で、前年の 2 万 364 胎より 750 胎減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は 20.9 で、前年の 21.1 より低下した
これらを元に試算すると:
中絶数÷(出生数+死産数+中絶数)=中絶率
16万÷(92万+2万+16万)=14.5%
つまり妊娠7件のうち1件が中絶に終わっている実施率減少:
平成元年18.9→10年11.0→23年7.5→30年 6.4
(15~49歳年齢階級別女子人口千対)