リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

流産した赤ちゃんの遺体を自宅トイレに流し遺棄した疑い 38歳母親を書類送検 神奈川・藤沢市

TBS NEWS DIG 2023年12月1日(金) 14:11

拾い上げて埋葬しなければならなかった……とでも言うのでしょうか? そもそも妊娠5ヵ月では胎外生存能力もまだない時期ですし、「赤ちゃん」と呼ぶのも違う気がします。

今年7月、神奈川県藤沢市の自宅で、流産した男の赤ちゃんの遺体をトイレに遺棄したとして、38歳の母親が書類送検されました。

死体遺棄の疑いで書類送検されたのは藤沢市に住む38歳の女性です。

女性は今年7月12日午前2時ごろ、自宅のトイレで妊娠5か月で流産した男の赤ちゃんの遺体を水で流し、遺棄した疑いがもたれています。

警察によりますと、女性は寝ていた際に突然、腹が痛くなり、トイレの便器に流産したと説明をしているということです。



赤ちゃんの遺体には、へその緒と胎盤がついていて、7月13日に自宅からおよそ2キロ離れた藤沢市内のポンプ場で作業員が見つけました。

7月14日に女性が「ニュースを見た。私かもしれない」と110番通報し、警察はその後のDNA鑑定で女性が母親だと特定しました。

赤ちゃんの死因はわかっていません。

取り調べに対し、女性は容疑を認めているということです。

望んでいた妊娠であったとすれば、流産しただけで相当にショックであるはずで、「わざと流産誘発をして流した」としたら、自分から警察に「自分かも」と申し出ることはありえないと思います。

それを罪に問う……というのは、あまりにも酷くないでしょうか?