リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

女性高生 20人に1人がレイプ被害 加害者トップは恋人

本日付北陸中日新聞特報面(14ページ)にあった記事です。

女性のためのアジア平和国民基金が昨年11-12月にかけて東京都内と九州地方の高校12校の女子生徒1463人を対象に行った調査によれば,「無理やりセックスされたことがある」と答えた生徒は全体の5.3%,相手を複数回答で聞くと,「恋人」が35.9%,「知り合い」は34.6%,「友達」が29.5と続いた。「教師」も5.1%あった。

高校生を対象にした性暴力被害の包括的な調査は今回が初めてという。

親しい関係にある男女間で起こる性暴力は「デートレイプ」と呼ばれる。夏休み前,学校では生徒に「夜道での独り歩きには注意」などと指導するが,デートレイプにこの種の指導は意味がない。被害に遭った場所も,先の調査によると,「相手の家」57.7%,「自宅」11.5%,「学校」7.7%という具合だ。

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