リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

「日本の中絶技術を見直す時が来ている」

2013年11月25日付「ふぇみん」に私の書いた記事が載りましたので、ご紹介。

タイトルは「日本の中絶技術を見直す時が来ている」
副題は「時代遅れの掻爬とリプロダクティブ・ヘルス&ライツ」

このブログに散発的に書いてきたことを一般向けにまとめた感じです。機会がありましたら、ぜひお読みください。短くまとめるため&一般向けにするために、省略したり、少々アバウトな表現になっているところもありますので、質問していただければ説明いたします。

それでも、1月にタイのバンコクで参加してきた第2回IWAC(女性の健康と安全でない中絶に関する国際会議)での経験や、9月に行われたドクター・ウルマン(RU486の開発者)の学習会の話も、ほんの少しだけですが書くことができました。もっと深〜い話をどこかできちんとしなければなりません・・・が、なかなかです。

来年3月に勁草書房から刊行予定の『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ〜フェミニスト倫理の視点から(仮)』には、医学・法学・倫理の諸方面に渡って、より基本的な諸問題を中絶技術とフェミニズム、そして人権を切り口にまとめています。賛否両論どちらに加担しようとも、中絶を論じる方にはこの本に書いた諸事実を知っておいていただきたいと思います。関心のある方々は、もう少しお待ちくださいね。