中絶率の試算
本日付で発行された平成28年度衛生行政報告例母体保護統計の情報源を示しておきます。人工妊娠中絶については、「結果のポイント」で次のようにまとめられています。
＜母体保護関係＞
人工妊娠中絶件数は 168,015 件で、前年度に比べ 8,373 件（4.7%）減少している。
人工妊娠中絶実施率（15〜49 歳女子人口千対）は 6.5 となっている。
平成28年度衛生行政報告例母体保護統計の概況
結果の概要(母体保護関係）
参考 人口 10 万対比率及び人工妊娠中絶実施率の算出に用いた人口
上記の結果の概要のページから各種図表やデータをダウンロードできます。
2018.10.22追記
平成 28 年（2016）人口動態統計（確定数）の概況によれば、
2016（平成28）年の出生数は97万6,978、死産は20,934なので、
中絶数÷（出生数＋死産数＋中絶数）＝中絶率と考えると168,015÷（976,978+20,934+168,015)=14.4%
前年の私の計算では14.6％だったので、中絶率はまたもや下がったことになる。
（ただし、中絶の統計は年度、出生数、死産数は暦年なので、実際にはずれがある。）
