人 口 学 研 究(第48号)2012.6
池上清子・町山和代・堀部伸子・佐崎淳子・中村百合による共著論文 なぜか6分割されており、最後のページが次のファイルと重複しているので注意が必要です。最終的にpp.23-40までの18頁に及んでいます。
日本語で読めるICPDの資料としては、かなりまとまっていると思うので紹介しておきますが、自国を全く対象と見ていないということがとても不思議です。
従来、日本ではICPDの対象は子どもの数を減らしたい発展途上国だという考えられてきたようです。しかし、普遍的な人権であるリプロダクティブ・ライツは、全体として国が人口を増やしたいか減らしたいかとは無関係に、すべての人にあてはまる権利として捉える必要があります。
個々の女性が自分の望む数の子どもを、望んだタイミングでもつことを保障することが大切なのであり、日本女性ももちろんこの権利を保有しており、国はその権利を保障すべきなのだという発想に立って考えなおす必要があります。
[https://www.un.org/en/conferences/population:title=VIDEO ABOUT THE UN'S WORK ON THE ISSUE OF POPULATION.
Population conferences]もついでにメモっておきます。