リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

偶然見つけた高校現代史の講座から

今年も学びの多い年になりそうです

Twitterに書いたものをまとめました。

共に改憲と軍備の保有を目指していた日本民主党自由党が1955年に合同してできたのが自由民主党
これに反対したのが日本社会党で、「平和、民主憲法の擁護」と日本国憲法を守る「護憲」を掲げた。
この保守と革新の対立構図が「55年体制
……と、偶然NHK高校講座で学んだ.
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/tv/nihonshi/archive/resume039.html


その視点で自民党の立党宣言・綱領を読み直すと、次が目に留まった。
「…現行憲法の自主的改正をはかり…国情に即してこれが改廃を行う。…集団安全保障体制の下、国力と国情に相応した自衛軍備を整え、駐留外国軍隊の撤退に備える。」
立党宣言 1955年(昭和30年) 11月15日
https://www.jimin.jp/aboutus/declaration/


日本社会党の結党時の綱領は真逆でした。なるほどね。
一、わが党はいっさいの軍国主義思想および行動に反対し世界各国民の協力による恒久平和の実現を期す。
附:一般政策(結党大会で綱領とともに決定された政策)
 一、政治
1 国民の総意に基く憲法の民主主義化。
http://roudousyaundou.que.jp/syakaitou_002.htm


2006年の社会民主党宣言では、冷戦終結後に新自由主義新保守主義が台頭した結果、世界的な規模で格差や不平等が拡大し、紛争やテロはやまず、戦争の危機は消えない……との潮流に対し、社会の公正や連帯を掲げ、最も厳しく対峙しているのが社会民主主義だとしています。
https://sdp.or.jp/declaration/