リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

【速報】「男と遊び暮らしを続けるため…」検察側が指摘 女は起訴内容認める JR千歳駅コインロッカーに殺害した赤ちゃん放置

北海道ニュースUHB 事件・事故社会2023年1月31日10:37

www.uhb.jp

 2022年5月、自らが出産した男の赤ちゃんを溺れさせて殺害し、遺体をJR駅のコインロッカーに放置した罪に問われている23歳の女の裁判員裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、住所不定・無職のKA
被告(23)は2022年5月16日ごろ、札幌市中央区内のホテルで自らが出産した男の赤ちゃんを、湯を張った浴槽に沈め溺れさせて窒息死させたうえ、遺体をクーラーボックスに入れて同年同月31日、JR千歳駅のコインロッカーに放置したとして殺人と死体遺棄の罪に問われています。

 事件発覚当初、K被告は北海道外から道内に訪れていたことがわかっていて、遺体を入れたクーラーボックスは放置する数日前に、札幌市中央区内の商業施設で購入したことや、赤ちゃんの遺体はビニール袋に包まれていたことなども判明していました。

 2023年1月31日に始まった初公判でK被告は、井下田英樹裁判長から「公訴事実に間違っている部分はありますか?」と問われると「ありません」と応えました。

 冒頭陳述で検察側は、「K被告は、男との遊び暮らしを続けるために、ただちにえい児を殺害し、溶解を試みたり埋める場所を探したあと、コインロッカーに遺棄した」「知的能力はさほど問題はなく、本件は被告人の考え方に起因する事件」と指摘。

 一方、弁護側は、公訴事実に争いなく、いかなる刑を課すべきかについては、「K被告の知的能力が影響していたか、肉体的、精神的にどのような状況に置かれていたかを考える必要がある」と主張しました。  

 判決は2月3日に言い渡される予定です。

氏名はイニシャルに変えました。