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サイト内検索「中絶薬」の検索結果 (7件)
26. 産婦人科医師向け経口中絶薬に関するQ&A
ようやく、経口中絶薬(メフィーゴ®パック)が国内承認されましたので、母体保護法指定医師でない産婦人科の先生方にも情報提供したいと思います。このサイトは一般人も閲覧可能ですが、産婦人科医向けの解説になります … "26. 産婦人科医師向け経口中絶薬に関するQ&A"
産婦人科ゼミナールが更新されました。(2023.7)
産婦人科ゼミナールの記事が更新されました。 ◆Dr石谷の女性医学四方山話 26.産婦人科医師向け経口中絶薬に関するQ&A ◆産婦人科関連の医療事故、紛争とその対策 3.インフォームド・コンセント
第174回記者懇談会(R5.5.10)
人工妊娠中絶に関する最近の話題
【資料1】母体保護法と医師会 ・ 出生前遺伝子検査と生命倫理 【資料2】経口中絶薬と安全な中絶へのアクセス
第162回記者懇談会(R4.4.13)
妊娠初期における安全な中絶治療法について
【資料1】安全な人工妊娠中絶手術について 【資料2】承認申請された経口中絶薬の安全性と副作用について
14.学術講演会では触れられない国内未認可の性ホルモン関連薬剤
コロナの影響で講演会は激減し、あってもオンライン講演会ばかりの時代となりました。聴講する側としては便利で、似た内容の講演だったら飛ばせるので大歓迎です。 最近になって、たまに製薬会社からの講演を引き受 … "14.学術講演会では触れられない国内未認可の性ホルモン関連薬剤"
緊急避妊について
避妊しないセックスをした、コンドームが破けた、ピルを飲み忘れたなど、「妊娠するかも」と思ったら、72 時間以内に緊急避妊ピルを1回飲むだけで、80%は妊娠を避けることができます。 副作用はほとんどあり … "緊急避妊について"
人工妊娠中絶手術について教えてください。
妊娠初期(12週未満)の場合と妊娠12 週〜22 週未満の場合では 中絶手術の方法やその後の手続きが大きく違います。 人工妊娠中絶手術は母体保護法が適応される場合で、今回の妊娠を中断しなければならないとき … "人工妊娠中絶手術について教えてください。"
26. 産婦人科医師向け経口中絶薬に関するQ&A
26. 産婦人科医師向け経口中絶薬に関するQ&A – 日本産婦人科医会
ようやく、経口中絶薬(メフィーゴ®パック)が国内承認されましたので、母体保護法指定医師でない産婦人科の先生方にも情報提供したいと思います。このサイトは一般人も閲覧可能ですが、産婦人科医向けの解説になりますことを了承願います(未確定事項もあり、質問は御容赦ください)。
Q:いつから使えますか?
A:既に使用している地域・施設が存在します。処方するには処方医登録が必要です。
・当面は入院可能な有床施設において2剤目投与後から胎嚢排出まで院内待機が必須となります。登録申請から納品まで1か月程度はかかる可能性があります。
Q:入手方法は?
A:ゲメプロスト(プレグランディン腟坐剤)と同様に指定医のみが購入可能
・ちなみにインターネットでミフェプリストンを購入して個人輸入を試みても、税関で止まります(個人輸入禁止薬物に指定されています)。
・ゲメプロストと同様に厳重な薬品管理と報告が要求されます。
Q:対象(適応)は?
A:1剤目を服用する時点で、妊娠9週0日までの初期妊娠における人工妊娠中絶患者
・禁忌等の詳細は、添付文書を必ずご確認ください。
・他の薬剤と同じような感覚で、適応外使用(追加投与や稽留流産、緊急避妊での処方)を行うと、毎月所属医師会に提出するメフィーゴパック施用報告書への記載が困難となり、所属医師会からの指導が入ることが予想されますので、適応外使用は厳禁です。
Q:投与方法は?
A:1剤目(ミフェプリストン 200mg 1錠):指定医の面前で内服
2剤目(ミソプロストール 200ug×4錠):1剤目内服36~48時間後に指定医の面前でバッカル投与
・バッカル投与とは、頬の内側に2錠ずつ入れてもらい、30分したら破片を飲み込んでもらいます。
Q:効果(成功率)は?
A:2剤目(ミソプロストール)投与8時間以内に90%で胎嚢が排出されます。
・裏を返せば、約1割の症例で外科的処置が必要となる可能性があります。
Q:費用は?
A:(普及すれば)外科的方法よりも若干安くなる可能性はあります。
・自由診療なので、価格は施設により異なります。薬剤費は治験を行っていない海外での価格が約300ドルからすると5万円程度となり、診察・検査料および外科的処置も含めると従来法の費用と大差はないと考えらえます。
・海外のように、ある程度自己管理責任で自宅で服用とはならず、手術と異なり胎嚢が排出されるまで入院に準じて管理する時間が長いので、それなりの費用がかかります。
Q:他院で経口中絶薬服用後の患者さんが救急外来に来たら?
A:母体保護法指定医師でない(当直)医師が診療・処置を行って問題ありません。
・既に人工妊娠中絶処置を着手した後でありますので、腹痛や出血に対して、たとえ胎嚢が子宮内に残っていても、不全(稽留)流産の扱いで非指定医が保険診療で診療や遺残等に対する処置を行って問題ありません。
・これから、各地域・施設での具体的な運用方法が話し合われていくものと考えらえます。
・薬剤による中絶は、手術の負担や合併症は回避されるものの、麻酔下で行われる従来法(外科的中絶、吸引または搔爬法)の方が、治療時間や排出物の処理、薬剤の副作用や特に精神的な負担面から適する場合も多い(どちらも選択可能な海外地域では薬剤・外科的中絶で半々の選択状況となっている)ことにも留意する必要があります。