リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

幻冬舎による『日本の中絶』の紹介

自社の本でもないのに詳しく紹介している意味

幻冬舎という出版社がオンラインで私の書いた『日本の中絶』について、6回にもわたって抜粋版を載せてくれています。
なぜなんだろうと思っていたのですが、おそらく自社広告に誘導するためのアイキャッチに使われているのだなということが見えてきました。

刑法堕胎罪と母体保護法 100年前の法律に縛られ続ける日本の女性|日本の中絶|塚原久美 - 幻冬舎plus

日本の中絶
塚原久美
第1回から読む
100年以上も前の法律でいまだに中絶が基本的に「犯罪」とされる日本。安全な中絶が今や国際的に「女性の権利」とされる中、経口中絶薬の承認や配偶者同意など問題は山積みです。歴史的経緯から日本の中絶問題を明らかにする書籍『日本の中絶』(ちくま新書)より、一部を抜粋してご紹介します。

とあり、キーワードとして「権利」、「試し読み」、「人権」、「女性」、「妊娠」、「中絶」が並んでいます。


紹介されている内容のタイトルは:

  1. 刑法堕胎罪と母体保護法 100年前の法律に縛られ続ける日本の女性
  2. 水子供養」は1970年代に発明された、寺院の新たな「収入源」
  3. 医学的、心理的負担の大きい掻爬術(D&C)
  4. WHOが『安全な中絶』で推奨する中絶薬
  5. 時代遅れの中絶手術を踏襲し続ける日本 WHOが推奨しない掻爬(D&C)とは
  6. 卸価格700円の中絶薬が10万円に 「ビジネス化」する中絶


新書にはない太字のところを飛ばし読みしていくと、たしかに、なかなかキャッチーな内容だと、われながら思った。今更だけど💦