日本と同じ製品が自宅で使われている
オーストラリアでは、中絶に関する法律は州・準州ごとに異なるが、近年は全ての州・準州で中絶の非犯罪化が進んでいる。2019年には、ニューサウスウェールズ州が最後の州として中絶を刑法から除外した。
遠隔医療中絶に関しては、MSI Australia(旧Marie Stopes Australia)が2015年からオーストラリア全土で遠隔医療中絶サービスを提供している。医療資格を持つ看護師が初回評価を行い、その後医師との電話相談を経て中絶薬が処方され、患者の自宅に郵送される仕組みとなっている。
COVID-19パンデミック中には、メディケア(公的医療保険)が遠隔医療サービスをカバーするようになり、遠隔医療中絶へのアクセスが拡大した。
MSI Australia. 2025. Abortion by Telehealth: Teleabortion Services. https://www.msiaustralia.org.au/abortion-by-telehealth-services/
Family Planning Australia. (2025).Medicare-funded telehealth vital for abortion access. https://www.fpnsw.org.au/media-news/media-releases/medicare-funded-telehealth-vital-abortion-access