リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

パブコメ終了まであと1週間。 本日2月21日、FRaUに掲載されました!

講談社FRaU最新記事

高所得国の中絶の過半数は「薬」。なぜ日本は未だに「経口中絶薬」を導入しないのか
日本の女性はいつまで待てばいい?

#経口中絶薬パブコメ書こう
パブコメはこちらへ
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220368&Mode=0

北アイルランド情報

忘備録

北アイルランドで初めて中絶(無脳症の胎児の中絶を許可されず、渡英して中絶した経験)について公にしたSarah Ewart さん
Abortion: Who is NI law challenger Sarah Ewart? - BBC News

Northern Ireland abortion law found to breach human rights - BBC News

Northern Ireland abortion: High Court to rule on Sarah Ewart case | Amnesty International UK

Sarah Ewart - The Irish Times

secularization(世俗化)がポイント!?

第211回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号 令和5年2月20日

2023年2月20日国会答弁で「入院は必要」と発言

100 佐々木紀(ささきはじめ 自由民主党無所属の会 石川県第二選挙区選出の衆議院議員
○佐々木分科員
<前略>
 それでは、これからは厚労省にお伺いしたいと思います。
 まず、経口中絶薬についてお伺いしたいと思います。
 現在、経口中絶薬が薬事承認に向けた手続に入っていると承知しておりますけれども、検討状況はいかがでしょうか。


101 八神敦雄(厚生労働省医薬・生活衛生局長)
○八神政府参考人 経口中絶薬の承認に向けた検討状況ということでございます。
 御指摘の経口中絶薬、ミフェプリストン及びミソプロストールといいます。これにつきましては、令和三年十二月にラインファーマ社から薬事申請がなされております。先般、一月の末に開催をされました薬食審医薬品第一部会、ここにおきまして、医薬品の有効性、安全性の観点に加えまして、本剤承認後の管理体制の面も含めて審議をされているところです。
 本剤につきましては、医薬品第一部会としては承認が了承されておりますが、社会的関心が極めて高いということから、パブリックコメントの手続を行った後、この医薬品第一部会の上位組織であります薬事分科会におきまして再度慎重に審議をされるという予定となってございます。
102 佐々木紀
○佐々木分科員 ありがとうございます。
 現在パブリックコメントにかかっているということでございますので、慎重に審議をしているということでございます。
 この経口中絶薬の使用ですけれども、母体保護法上の中絶とは言えないのではないかと考えています。
 そもそも刑法には堕胎罪というものが規定されておりまして、妊娠中の女子が薬物を用いる方法又はその他の方法により堕胎する犯罪のことです。しかし、母体保護法により、一定の要件下で人工妊娠中絶として指定医が行う場合に限り、違法性が阻却されているというものです。経口中絶薬で人工妊娠中絶を行う場合もこの母体保護法に基づく人工妊娠中絶と言えるのか、私はこれは少し疑問なのではないかなと考えています。
 同法の第二条の二項では、この法律で人工妊娠中絶とは、胎児が母体外において生命を保持することができない時期に、人工的に胎児及びその附属物を母体外に排出することと規定をされています。つまり、人工妊娠中絶というのは生きている胎児を人工的に排出することでありますけれども、この薬は、一錠目を飲むと胎児の命が奪われて、二錠目の薬で亡くなった胎児を体外に排出するというものでございますから、人工妊娠中絶の定義と反しているではないかと私は考えるんですけれども、厚労省の見解をお聞かせください。


103 藤原朋子(内閣官房こども家庭庁設立準備室次長/厚生労働省子ども家庭局長)
○藤原政府参考人 お答え申し上げます。
 母体保護法上、母体の生命健康を保護することを目的といたしまして、十四条でございますけれども、一定の要件を満たす場合、具体的には、十四条におきまして、妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれがあるものなどを想定しておりますけれども、一定の要件を満たす場合には指定医師が人工妊娠中絶を行うことができるというふうに規定をされておりまして、これが医学上適切な方法で行われる場合には法に基づく人工妊娠中絶であると解されるものと考えております。
 本経口中絶薬につきましては、投与することで薬理作用により胎児等を母体外に排出させるものでございまして、指定医師が経口中絶薬を用いて行う人工妊娠中絶は母体保護法に基づく人工妊娠中絶の定義に当てはまるものというふうに考えております。
    〔主査退席、大岡主査代理着席〕


104 佐々木紀
○佐々木分科員 確かに処方はお医者さんがして、飲むのは自分で飲んで、次、二錠目を飲むまでは自宅に帰っていいですよ、もしこういうような取扱いをされるのであれば、むしろ堕胎罪の規定の方に私は近いのではないかなと思います。
 本来、刑法の例外規定を規定しているのがこの母体保護法でありますので、その解釈というのは厳格でなければいけないと思っておりますので、柔軟解釈や拡大解釈は私はしてはならないと思っておりますので、そういった意味で考えると、この中絶薬の承認をする場合は、是非法改正を検討されたらいいのではないかなと思います。やはり、時代に合わせて、状況に合わせて法改正はきちっとやって、その下でしっかり承認をしていくということが私は必要なんだろうと思っております。
 また一方で、この経口中絶薬の承認は、改めて胎児の命の大切さとか母体保護の必要性という大変重大な問題を国民に問いかけるものであります。したがって、安易な使用につながらないように是非お願いをしたいということです。
 もう一つは、やはり母体の保護という、安全性という観点からも十分な配慮が必要だと考えています。大量出血やけいれん、感染症のおそれもあるということでもございますし、米国では死亡例もあるということでもございます。承認された場合でも、薬の管理は厳格にして、指定医がいる医療機関で使用して、中絶が完了するまで体調管理、できれば入院管理をする必要があると思いますけれども、いかがでしょうか。


105 八神敦雄
○八神政府参考人 経口中絶薬の取扱いについてのお尋ねでございます。
 承認後の取扱いにつきましても、審議会で御議論をいただいているところでございます。御指摘の点に関しましては、製造販売後の管理方法として、一つには、本剤の流通は、妊娠中期における治療的流産に適応を持つプレグランディン膣坐剤と同等の厳格さを持って管理をすること、二つには、ミフェプリストン経口投与及びミソプロストールの口腔内への静置、これは母体保護法指定医師による確認の下で行うこと、三つには、本剤の使用状況は、プレグランディン膣坐剤と同等の厳格さを持って記録、管理をすること等の厳格な管理を求める予定としております。
 また、本剤による人工妊娠中絶は、緊急時に適切な対応が取れる体制、これを構築をしている医療機関で行う必要があるということから、日本産婦人科医会との協議におきましても、本剤発売当初は国内での経口中絶薬の使用経験が乏しいことを考慮し、十分な使用経験が蓄積され、適切な使用体制が整うまでの間、有床施設において、外来や入院で使用されるものというふうにされております。
 いずれにしましても、本剤の承認後の取扱いも含めて現在パブリックコメントを実施をしております。今後、提出された御意見も参考に、薬事分科会において慎重に審議をされるもの、このように考えております。


106 佐々木紀
○佐々木分科員 ありがとうございます。
 薬は指定医しか手に入らないようになっているということでもございますし、ただ、これは二錠目を飲むと、排出されるまでの時間というのはかかるんですよね。やはり四時間から七時間かかる。人によっては二日かかるという人もいるようなので、飲んで、では自宅に帰ってくださいよと、もし何かそこで、出血とかいろいろ起こる可能性もあるわけでありますから、何か緊急時に対応できる体制と言うものの、やはりそこは施設の中で、医療機関の中で最後までしっかり処置をするということが私は当然必要なのではないかというふうに思います。
 そうしないと、二錠目を飲んだ後、自宅に仮に帰してしまったときに万が一そこで何かあったとき、あるいはその時点でやはり医師の手を離れているわけでありますから、先ほど申し上げたように、母体保護法上の要件、医師の処置によるものということからすると、やはり柔軟に解釈、拡大解釈につながっていくと私は思いますので、そういった意味でも、しっかりと入院管理をした中で行うということを是非お願いしたいと思います。
 いずれにしましても、承認は慎重にしていただいて、是非これは、与党に、まず部会に諮ってください。多くの皆さんの意見を聞くということを是非やっていただきたいなというふうに思います。

昨年、書いた記事、取り上げてもらった記事リスト(追補)

並べてみてびっくり! まだ忘れているものもありそうです……

2023.2.11 2月11日公開 朝日新聞 WEB論座「飲む中絶薬認可へのあまりに拙速なパブリック・コメント募集~安全で安価な経口薬を求める女性は置いてけぼりなのか?」https://webronza.asahi.com/national/articles/2023020800003.html(13日月曜朝8時まで一般公開!)


2023.2.1 「経口中絶薬導入前に――中期中絶薬プレグランディンから学べること」月刊ウィラーン2月号 公益財団法人日本女性学習財団


2023.1.1(2022.11.7発売)
文芸春秋オピニオン2023年の論点』文芸春秋社
なぜ日本は世界有数の〈妊娠中絶後進国〉なのか 塚原久美
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1600705500000000000V


2022.11.11
JIJI.COM 【今月の一冊】
塚原久美「日本の中絶」(ちくま新書)(中絶サバイバーが明らかにする、女性の人権侵害)


2022.11.1
『国際人権ひろば』 財団法人アジア・太平洋人権情報センター (ヒューライツ大阪)
進化してきた世界の中絶とこれから変わるべき日本の中絶 塚原久美
https://www.hurights.or.jp/japan/notice/2022/11/no166202211.html


2022.11.1
女性のひろば
日本の中絶とリプロダクティブ・ヘルス&ライツ:​国際水準の安全な中絶を今こそ


2022.9.28
徳島新聞 
日本の中絶手術は国際基準に遅れ 28日は「国際セーフ・アボーションデー」中絶問題を研究する金沢大非常勤講師に聞く
https://www.topics.or.jp/articles/-/774700


2022.8.31
ヨガジャーナル
「中絶=罪」というイメージの背景、なぜ中絶を選択した女性が責められるのか?中絶ケアの専門家が解説


2022.8
Japan Media Watch
Japanese access to abortion is limited by disinformation and lack of sex education
Philip Brasor and Masako Tsubuku
https://www.fccj.or.jp/number-1-shimbun-article/bitter-pill


2022.7.1
『保健の科学』 特集:少子化社会にどう対峙するか―社会で支える出産・育児ー
産みたいときに産める社会を 塚原久美
http://shop.kyorin-shoin.co.jp/shopdetail/000000000724/


2022.7
季刊セクシュアリティ エイデル出版No.107 特集SRHRは「からだの権利」
安全で有効な中絶サービスとケア 


2022.6.27
PRESS CONFERENCE: “ACTION FOR SAFE ABORTION JAPAN” BY KAZANE KAJIYA, KUMI TSUKAHARA, ACTION FOR SAFE ABORTION JAPAN
https://www.fccj.or.jp/news-and-multimedia/press-conference-action-safe-abortion-japan-kazane-kajiya-kumi-tsukahara-action


2022.6.27
朝日新聞
中絶の配偶者同意なくして 8万人の署名提出へ 研究者や助産師ら
阿久沢悦子
https://www.asahi.com/articles/ASQ6W4KFQQ6VOXIE002.html


2022.6.14
Washington Post
In Japan, abortion is legal — but most women need their husband’s consent
https://www.washingtonpost.com/world/2022/06/14/japan-abortion-pill-women-reproductive-rights/


2022.5.23
SPUR 
"妊娠中絶後進国"といわれていることを知っていますか?
日本における中絶の問題と向き合おう


2022.5.12
しんぶん赤旗【政治・総合】
「安全な中絶」 国際水準に 市民団体 政府と意見交換会


2022.4.28
FRaU
中絶費用、病院によって5倍も差が…産婦人科医療が「ビジネス化」している日本 塚原久美
https://gendai.media/articles/-/94856


2022.4.25
ふぇみん書評
『中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE』ロビン・スティーブンソン著 塚原久美訳/アジュマブックス


2022.4.10
『くらしと教育をつなぐWe』
【インタビュー】語ることが力になる―『中絶がわかる本』が示す女性の健康と権利 塚原久美
http://www.femix.co.jp/latest/we237.html


2022.4.8
しんぶん赤旗 2022焦点・論点 
中絶薬の実用化 「安全な中絶」は基本的人権 日本の不要で高い障壁 許されない


2022.3.15
飲み薬という選択肢へ、妊娠中絶を考える
これは人権の問題。すべての人が守られていると感じられる世界を夢見て
石原 燃 劇作家・小説家
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2022031100004.html


2022.2.3
LOVE PIECE CLUB連載
「中絶再考その25」中絶薬についてだれもが知っておくべきこと


2022.1.31
Ⅰ 女のしんぶん 
中絶薬の承認前に


2022.1.25
東京新聞
飲む妊娠中絶薬、承認申請 女性の体負担軽減に期待


2022.1.24
女子SPA!
“飲む中絶薬”がやっと日本にも?780円の薬なのに「10万円に」と言う医師の利権


2022.1.24
NEWSLETTER of International Campaign for Women's Rights to Safe Abortion, "How Japanese doctors see the introduction of medical abortion pills in Japan" (Kumi Tsukahara)


20222.1.13
Abortion Pills Are Coming to Japan. Doctors Are Pushing Back.(interviewd by Montgomery Hanako)


2022.1.7
NEWSLETTER of International Campaign for Women's Rights to Safe Abortion, "JAPAN: SOLIDARITY REQUEST – Abortion pills due to be introduced in April 2022" (Kumi Tsukahara)


2022.1.1
婦人通信 no.749 2022年1月号 
特集 ジェンダー平等社会の実現を
「性と生殖の健康と権利」

日母医報(現在の医会報)に見る水子供養・中期中絶剤の記述

ホーム 産婦人科医会のこと 部会別資料 広報部会 医会報(日母医報)目次 昭和45(1970)年から令和2(2020)年まで

広報部会 – 日本産婦人科医会医会報(日母医報)

中期中絶関連記事:
710803;日母スライドテープNo.7「中期人工妊娠中絶手技(日母の統一見解について)」ー9月下旬完成予定ー
730904;「会員必携」は〝会員必読〟 医療事故、中期中絶、社保を配布中
731113;私のアイデア 私の行っている中期妊娠中絶術※富山県支部_萩野卓司
740110;論壇 萩野氏の「私の行っている中期妊娠中絶術」を読んで※信州大学_岩井正二

プロスタグランディンが新薬として紹介されている始める:
730906;【学術】 新しい子宮収縮剤 ープロスタグランディンー※東京大学教授_坂元正一、同助手_木下勝之
740204;社保だより 新薬「プロスタグランディン」製剤使用は適応を厳守

プレグランディン(ONO802)情報:
780803;新しい治療的流産の誘発剤ONO802の開発をめぐって小野薬品との協議行われる
820903;プレグランディン膣坐剤(ONO802)の販売をめぐって ー本剤の特殊性についてー
821002;「第3回理事会」開催 ー優保法問題、プレグランディン膣坐剤の取り扱いを協議ー(S57.9.18)
821003;中期中絶薬プレグランディン膣座薬発売へ
〝特殊薬剤〟として厳重な取り扱い決定
ー指定医のみに提供、試供品の類は一切なし、新聞大々的に報道ー
821104;日母見解 「プレグランディン」の使用要領決まる
中期中絶用膣座剤 ーメーカーとの間に合意書を交換ー
プレグランディン膣坐剤使用要領
合意書
821203;昭和57年度「第2回支部長会」開催 ー優保法問題・プレグランディン問題を中心に連絡協議ー(S57.11.14 全共連ビル)
831105;プレグランディン使用指針決まる ー厚生省と日母の間で合意ー
840701;「プレグランディン膣坐剤」製造認可される ー厳重な薬剤管理、指定医のみ使用可ー
840702;膣坐剤取扱いの〝公式見解〟 ゲメプロストを含有する膣坐剤(プレグランディン)の管理・取扱い要領(S59.5.30)※衛発第371号 厚生省公衆衛生局長、薬発第376号 厚生省薬務局長
840704;プレグランディンの保険薬としての取扱いについて
S54-8月号;医会報学術欄:プレグランディンの基礎と臨床の実際
    東京大学産婦人科講師 木下 勝之
840802;プレグランディン8月1日発売
840804;病院用プレグランディン報告書記入及び運用要領
840810;【学術】 プレグランディンの基礎と臨床の実際※東京大学産婦人科講師_木下勝之
841202;提出期限は明年1月15日 プレグランディン膣坐剤の施用報告書 所定の様式で都道府県日母支部
841203;今日の焦点 プレグランディン膣坐剤にはなぜ数多くの制約があるのかー大学や大病院の会員にー※常務理事_五味淵政人
841203;厚生省主催「優生保護法指定医師研修会」開催 風疹、プレグランディン中心に(S59.11.18 全共連ビル)
850317;プレグランディン報告書記入例
850502;【消息子】 プレグランディン膣坐剤についての誤解
850506;〝プレグランディン〟使用後の報告をお忘れなく!
851105;厚生省主催「優保法指定医研修会」 ープレグランディンに質疑あつまるー(S60.10.20)
870204;「プレグランディン事故届」様式作成 ー誤って廃棄した場合の届け出にー
870503;プレグランディン膣坐剤 時間外の入手は困難
「プレグランディン(廃棄・焼却)事故届)」
「日曜・祭日・夜間の本剤供給は不可能」
870604;プレグランディン膣坐剤 返品に関する注意
930603;プレグランディン膣坐剤の報告書記入および運用要領
940603;プレグランディン膣坐剤の報告書記入および運用要領
9602-02 PGF剤、PGE錠、プレグランディン腟坐剤「使用上の注意」改訂
9701-10プレグランディン膣坐剤「警告」記載および「使用上の注意」改訂「緊急安全性情報」配付
0301-09;プレグランディン腟坐剤の使用について
170814;法制・倫理部会よりのお知らせ プレグランディン腟坐剤の返品手続きの変更について

水子情報:

810703;「日母水子慰霊祭」開催(S56.7.4 東京・増上寺
810801;日母主催、「水子慰霊祭」挙行さる 全国支部役員参列、母親の代表も
820602;「日母水子慰霊祭」開催、会員の参加を(S57.7.10 東京・増上寺
820804;日母主催、「水子慰霊祭」行われる 増上寺で、全国支部役員、母親代表も参列
830103;水子供養が商売になる時代
830702;日母主催、「水子慰霊祭」挙行さる 母親・各県支部代表も参列(S58.6.4 東京・増上寺
840602;「日母水子供養」に会員の参加を!!(S59.6.30 増上寺
840801;日母主催、「水子慰霊祭」行われる 各県支部・母親代表も参列(S59.6.30 増上寺
841004;水子供養でひともうけ?
850903;「日母水子供養」に会員の多数の参加を!(S60.10.19 東京・増上寺
851101;日母主催「水子慰霊祭」(S60.10.19 増上寺
861007;「日母水子慰霊祭」に多数ご参加を!!(S61.11.15 東京・増上寺
861202;日母主催「水子慰霊祭」(S61.11.15 増上寺
870905;「日母水子慰霊祭」に多数ご参加を!!(S62.9.12 東京・増上寺
871001;日母主催「水子慰霊祭」(S62.9.12 増上寺
881001;日母主催「水子慰霊祭」(S63.9..17 増上寺
881218;【新聞切抜帳】1119朝日 2米人学者の水子供養研究 一人で悩み癒しを求める
891001 ; 平成元年度日母主催「水子慰霊祭」(H1.9.16 東京・芝増上寺
900918;平成2年度日母水子慰霊祭のお知らせ
901101;日母開催「水子慰霊祭」(H2.9.29 東京・増上寺
941203;水子慰霊祭 11月20日
951202;水子慰霊祭(H7.11.19)


中絶等減少に関する記事:

730901;妊産婦死亡著明に減少
本年度は〝4〟を割るかー(出生1万対)ー乳児死亡も最低、産科医の努力実る
761203;厚生白書、「婦人と社会保障」を取り上ぐ
妊産婦死亡の減少と出血死の重大性指摘
770802;人口動態 昨年の出生数183万人、7万人減少
妊産婦死亡率は2.6に低下
780201;昭和52年度人口動態速報 出生数愈々減少、出生率も最低 前年より8万6,000人減!!
790405;厚生白書による三大死因について 子宮がんの死亡率、大幅に減少 ー乳がんの死亡率は逆に増加の傾向ー
790405;昭和53年の人口動態概況 出生数、前年より5万人減少 婚姻減、離婚増、出生率は14.9で〝丙午〟に迫る
790704;厚生省昭和53年の人口動態の概況を発表
出生数減少は出産適齢年代層の減少が主因
790801;昭和54年度支部長会 出生数減少のおり、医療拡充に努力を(S54.7.22)
都道府県、政令市、特別区に「地域母子保健運営協議会」設置
791002;わが国の妊産婦死亡さらに減少、出生1万対2.2(昭和53年統計より)
801003;「出生率減少問題」を中心に日医、家族計画・優保法指導者講習会開催さる
武見会長の挨拶
810712;【原稿募集】 「診療所分娩減少の原因と対策」 ー層の出生減に備えてー
811202;日本医師会、家族計画・優保法指導者講習会 テーマ「出生率減少下における優生保護法の問題」(S56.12.7)
820104;日医・家族計画優保指導者講習会開かる 主題「出生率減少下における優生保護法の問題」武見会長もコメント、興味ある九講師の講演
「武見会長挨拶」要旨
820705;妊産婦死亡も著しく減少 直接産科的死亡は258人
820903;厚生省 昨年の人工妊娠中絶59万7,000件に減少 10代の中絶数増加を示す
820903;厚生省 子宮癌死亡著明に減少、乳癌は増加
821003;「全国支部献金担当者連絡会」開催 10月は献金推進月間、献金減少傾向の中、めざましい大病院の努力(S57.9.5)
830216;昭和57年人口動態概況 出生率の低下傾向鈍るー離婚率は急上昇ー
出生152万とやや減少
830310;【学術】 男性不妊精子減少症ー※東邦大学大森病院リプロダクションセンター・泌尿器科門主任_三浦一陽、助教授_白井将文
830705;人口動態概況 昨年の出生151万5,000人、妊産婦死亡はさらに減少
830805;昭和57年人口動態概況 出生数151万5,000人、減少傾向鈍化ー妊産婦、周産期死亡はなお低下ー
830907;厚生省、ハイリスク母児管理班報告ー公式発表要旨ー妊産婦死亡をいかに防ぐか 第1回
死亡原因は出血死が半数
夜間や休日の輸血、その他の産科救急対策
妊産婦死亡減少のために
840701;昭和58年人口動態統計 妊産婦死亡の減少著明 合計特殊出生率は2年連続上昇
840705;昭和58年人口動態統計 新生児乳児死亡率の低下は世界トップレベ
周産期死亡率もさらに減少
841005;助産活動(分娩数)は減少 「母子健康センター等活動状況報告」から
850701;昭和59年人口動態統計 子宮がん死亡率低下著明 女子がん死亡率の第4位にー乳児死亡率世界最低レベル維持
昨年の出生数150万を割る
周産期死亡率一段と減少 妊産婦死亡は横ばい
がん、女性も死因の第1位に
860801;昭和60年人口動態統計 乳がん死亡、子宮がんを上回る 出生数は143万2,000人
子宮がん死亡率低下を維持
乳児死亡率さらに減少
婚姻率、離婚率も減少
880801;昭和62年人口動態統計 昨年の出生数134万7,000人 周産期・乳児・新生児死亡率世界最低レベルに
妊産婦死亡率さらに低下
乳がん死上昇、子宮がん死減少
881002;昭和62年優生保護統計報告 人工妊娠中絶届出数50万件を割るー10代の中絶も減少の傾向ー
中期中絶の割合増加なし
優生手術届出数も漸減
890312;昭和63年度第4回全国支部妊産婦死亡登録調査担当者連絡会 ーわが国の母体死亡減少に有効な対策ー(H1.2.5 プレスセンターホール)
890417;【新聞切抜帳】0313朝日 大都市の医院減少に歯止め 厚生省が仲介事業
890804;昭和63年人口動態統計 昨年の出生数131万4,000人ー妊産婦死亡著しく減少ー
乳児死亡率・周産期死亡率さらに低下
890901;昭和63年人口動態統計(2) 子宮がん死上昇の傾向 乳がん死なおも増加
胃がんは減少傾向を維持
統計上はまだ少数の卵巣がん
891117;【新聞切抜帳】 1004産経 厚生省が出生減少に 歯止め策
900801;平成元年人口動態統計 出生数125万に減少 日本民族衰亡のきざし!!今こそ未来にむけて総合的抜本対策を
900905;出産数減少防止への一助 小冊子「きょうだいの力 ふしぎ ふしぎ」
910302;平成2年度家族計画・優保法指導者講習会 出生率減少をめぐって(H3.1.30 日本医師会館)
920203;"平成3年の出生数121万9,000人と推定ー出生減少は鈍化傾向かー"
920602;【論壇】 高齢化社会進行の源流は出生数の減少にある
920918;出産数減少防止への一助 小冊子「きょうだいの力 ふしぎ ふしぎ」
930701;平成4年人口動態概況ー出生数さらに減少ー
930818;出生数減少防止への一助 小冊子「きょうだいの力 ふしぎ ふしぎ」
940105;出生数減少の実態と今後の展望人口問題研究所所長_阿藤誠
940201;平成5年の人口動態推計値発表 前年よりさらに出生数減少 約二万四千人減と推計
940701;平成5年人口動態概況ー出生数減少つづくー
950121;【新聞切抜帳 】1211産経 ベッド数初めて減少 病院、冬の時代
0106-17;【新聞切抜帳】04/27毎日 医師国家試験 合格率は90.4% 女性の割合も過去最高;05/05読売 子ども最少1,834万人 20年連続で減少
0404-17;【新聞切抜帳】0225日経 厚労省 罰金以上の医師処分徹底 法務省から情報; 0301日経 医師不足解消へ試行錯誤 自治体連携に広がる アンケート調査より; 0313毎日 帝王切開拒否し死産 母親を殺人容疑で訴追 米国;0313産経 30代乳がん検診廃止 視触診のみ、死亡率減少効果なく;0329読売 医療事故の報告全会員義務付け 日本産婦人科医会
050215;【特集】日本の人口減少が目前です。少子化社会をどのように考えますか
050917;【新聞切抜帳】 0728産経 男性人口初の減少 出生者数も調査以来最低
051106;第33回日本マス・スクリーニング学会-産科医の減少が目立つマス・スクリーニング学会-
051217;【新聞切抜帳】1106日経 医師に「責任あり」6割 審査件数 産婦人科医が最多;1106朝日 小児・産婦人科 減少止まらず 厚労省調査

060702;【羅針盤】若年女性の人工妊娠中絶を減少させるために※常務理事_安達知子
060917;【新聞切抜帳】 0805産経 総人口初の減少 住基台帳 1奥2705万5025人
061217;【新聞切抜帳】 1031毎日 人口 戦後初の減少 2005年国勢調査確定値 世界10位に後退
0721;【新聞切抜帳】0604日経 医療事故 再び増加 警察届け出 昨年246件 立件、4年連続90件超;0605産経 出生率2年連続上昇 昨年1.34 人口減少は続く
080217;【新聞切抜帳】 0113毎日 北大 産科の医局 法人化 医師確保、労働条件改善へ;0119東京 産科医の年収300万円増も 都が2008年度から待遇改善へ;0124産経 脳性まひ児 来年度から補償制度;0124毎日 解説「訴訟減少は疑問」 産科無過失補償制度
090117;【新聞切抜帳】1203読売 産科減少 歯止めかからず110602;【羅針盤】妊産婦死亡の更なる減少を目指して※副会長_竹村秀雄
110617;【新聞切抜帳】0503朝日 子どもの数 30年連続減少 前年比9万人減 1,693万人
130718;【新聞切抜帳】0606毎日 出生率1.41回復 出生数は減少 16年ぶり水準 30代以上上昇
140817;【新聞切抜帳】0713毎日 隣人 日中韓 のしかかる少子化 労働人口減少 悩み共通;0716朝日 知事会が「少子化非常事態宣言」 人口減少問題 テーマに議論
141117;【新聞切抜帳】 0919読売 子供虐待死51人 0歳児4割 「出産前支援」広がる 2012年度調査; 0925産経 産婦人科と産科は23年連続の減少
161101;産婦人科医師減少に転じる(第102回記者懇談会)(H28.10.12)
161027産経 総人口 初の減少 国勢調査確定値 1億2,709万人
170313;【コーヒーブレーク】人口減少とレジリエンス※広報委員_窪谷潔
180818;【新聞切抜帳】 0712読売 人口1億2,520万人 減少最大37万人 出生最少 死者最多
200202;【羅針盤】2020産婦人科から発信する人口減少対策のすすめ※常務理事_中井章人


特番

821004;〝優生保護法「改正」阻止連絡協議会〟発足 ー同法改悪への反対運動を開始ー
協議会ミニパンフレットを作成
070108;福島県立大野病院の医師逮捕・起訴に関して日本医学会より声明

2017 女性と女児に対する差別に関するワーキンググループのポジション・ペーパー概要

A/HRC/RES/35/18

https://www.ohchr.org/en/special-procedures/wg-women-and-girls/womens-autonomy-equality-and-reproductive-health

仮訳します。

女性の自律、平等、リプロダクティブ・ヘルス
女性と女児に対する差別に関するワーキンググループ
背景
 女性と女児に対する差別問題に関する国連WGは、国際社会における女性の権利の普遍性に対する厳しい挑戦について懸念を表明している。これらの課題は、経済危機、緊縮財政、また文化的・宗教的保守主義に由来している。

 女性差別撤廃に関するHRC2017決議*1は、平等を求める女性の権利に対するバックラッシュの存在を認めている。現在の国際レベルにおける妊娠中絶をめぐる議論は、こうした原理主義の台頭と女性の人権に対するバックラッシュの文脈の中で行われている。専門家グループが2017年に公表するポジションペーパーで、妊娠の終了に関するスタンスを明確にすることにしたのは、そのためである。


まとめ
 ワーキンググループは、女性の人権が、次のような差別のない権利を含んでいることを読者に想起していただきたい:平等、尊厳、自律、情報、身体の完全性、私生活の尊重、性と生殖に関する健康を含む到達可能な最高水準の健康、拷問と残酷で非人道的で品位を傷つける扱いからの自由。女性または少女が自らの身体および生殖機能に関して自律的な決定を行う権利は、平等、プライバシー、身体の完全性に関する基本的権利の中核をなすものである。

 リプロダクティブ・ヘルスにおける平等には、緊急避妊を含む、安価で質の高い避妊を差別なく利用することが含まれる。妊娠を継続するか、中止するかの決定は、女性の将来の個人生活と家族生活全体を形成する可能性がある。その決定は、女性の他の人権の享受に決定的な影響を与える。したがって、この決定は、基本的に、主として女性の決定である。

 したがって、多くの国の優れた実践にならい、WGは、妊娠初期のあいだは女性の要求しだいの中絶を認めることを求めている。

 また、WGは以下も要求する。

  • 保健サービスの供給における平等は、女性と男性それぞれの生物学的な必要性に応じて、別々のアプローチが必要になることを認識する。
  • 中絶を殺人または過失致死とみなして女性または医療サービス提供者を起訴・処罰することをやめること(1948年に国連人権宣言-UDHRで確立され、市民的および政治的権利に関する人権規約(自由権規約)-ICCPRで支持されているように、国際人権法-IHRLで認められている人権はすでに生まれている人に認められるものである)。
  • 中絶を非犯罪化し、今も根強く残っている女性の生命、健康、その他の人権を守る権利よりも妊娠への社会的関心を優先させるような中絶法、および新たに制定されつつある同類の法律を撤廃すること。
  • ICCPR第6条に謳われている生命に対する権利との関連で、安全な妊娠中絶の権利を保護すること。
  • 思春期の少女が学校教育を修了し、生命と健康に対する高いリスクから保護されるよう、平等と健康のための措置として、中絶へのアクセスを提供すること。
  • リプロダクティブ・ヘルスケアを含むヘルスケアへのアクセスが、自律的で、安価で、効果的であるように国家が保障すること。
  • 妊娠の終了に関する、以下のような一連の措置。

 - 妊娠の終了は、資格を持った医療サービス提供者によって、安全な環境で行われること。
 - 第三者による承認が不要になること。
 - 医療従事者への研修が提供されること。
 - 差別のない健康保険が適用されること。
 - 直接の提供者に対する良心的拒否を制限すること。

*1:A/HRC/RES/35/18:2017年6月22日に国連人権理事会で採択された決議文:リプロへのバックラッシュに言及

奴隷制と「自発的でない隷属」を禁止しようとする修正13条が中絶の権利を守れるかもしれない

連邦判事は、ドブス判決にもかかわらず、中絶に対する憲法上の権利はまだ存在する可能性があると述べた

冒頭部分を仮訳します。

 コリーン・コラー・コテリー判事は、最高裁の判決は修正14条が中絶の権利を含んでいないと結論づけただけで、憲法の他の側面を決定的に否定するには至らなかったと述べた。


 ワシントンD.C.の連邦判事は月曜日、憲法修正第13条に中絶の権利が組み込まれている可能性を示唆した。この分野は、昨年Roe v. Wadeを覆した重大な判決において最高裁が未解決としたものだという。

 中絶反対活動家数名に対する係争中の刑事事件において、連邦地方裁判所のコリーン・コラー・コテリー判事は、ドブス対ジャクソン女性健康機構における最高裁の判決は、憲法修正第14条には中絶する権利が含まれないと結論付けただけで、憲法の他の部分が適用されると決定的に断定することには至らなかった、と述べた。


 「もしその問題が提起されていれば、裁判所はDobbs事件で、憲法の他の条項が生殖医療サービスを受ける権利を規定していると判断した可能性は十分にある」と判事は書いている。「しかし、それは提起されなかった」。


 コラー・コテリーは、南北戦争の終わりに批准された、奴隷制と「自発的でない隷属」を禁止しようとする修正13条が、まさにそうした権利を規定していると示唆する法律学がいくつかあると指摘した。彼女は、中絶クリニックへのアクセスを妨害した罪に関わる刑事事件の当事者に、3月中旬までに弁論を行うよう求めています。

www.politico.com

「経口中絶薬メフィーゴパック」パブコメ拡散のためにインスタ担当してくれるボランティア求む!

この2月の経口中絶薬パブコメはかなり手ごわい

SNSおんちのわたしの周りにも、インスタを使っている人は、それなりにいるのですが、「本業」が忙しかったり、「社会運動」には関心がなかったりして、残念ながら、現在、即戦力になれる人が絶対的に不足しています。

中絶薬反対派は組織的に意見を集めている可能性が高く、1月27日の厚労省部会の「承認の了承」が覆される恐れもあります。

中絶薬の選択肢がなくなると、再び手術しかない状態に陥ってしまいます。

まずはWHOも推奨している安全な中絶薬「メフィーゴパック」の承認を!
そして必須医薬品にも指定されているこの薬を「必要なすべての人が使えるように」してください!
海外では「入院」なんて不要です。海外調査をして、期限を決めて取扱い方を見直してください!

あなたご自身だけではなく、ふだんは別のことでつながっている仲間、お友達、パートナーなどで、これがどうして大切かということをインスタなどで伝えてくれる人はいませんか? 


詳しくはrhr.lit.lab@gmail.comへ、または@kumi_tsukaharaへ、2月10日までにお問い合わせを!