リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

2023-11-26から1日間の記事一覧

中絶薬にアクセスしやすい国々(欧州)

忘備録 Countries with easy access仮訳を貼っておきます。 アクセスが容易な国々 以下のヨーロッパ諸国では、外国人女性も中絶を受けることができる。 オーストリア 法的には、着床完了から3ヶ月以内とされているが、実際には、法的根拠がないにもかかわら…

2017年の情報:相次ぐ孤立出産の危険

NHK生活情報ブログ 2018年01月11日 (木) 最初の掲載は6年前ですが、今日出た記事でもおかしくないほど、何も状況が変わっていません。対策がなされていない証拠です。ただ「問題だ」と騒ぐだけではなく、また「赤ちゃん」の観点からだけではなく、なぜ「望ま…

武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別 藤田早苗著 第3部

集英社新書2022年12月 今の日本では、18歳になると男性も女性も参政権を得る。だが、今は当た来前の男女平等の参政権はそんなに昔から保障されていたわけではない。日本で助成にも参政権が平等に与えられたのは第二次世界大戦後の1945年で、まだ80年も経って…

武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別 藤田早苗著 第2部

集英社新書2022年12月 抜き書きしてます。長いのでいったん切りました。 第一部はこちら。 現代の世界で一番深刻な人権侵害は……極度の貧困だ。(メアリー・ロビンソン国連人権高等弁務官 A Voice for Human Rights) 2015年9月、国連サミットで「持続可能な…

中絶薬を扱っているとラインファーマ社で公表しているのは82か所に留まる

中絶薬について相談できる医療機関 昨日(2023年11月25日)時点のラインファーマ社「経口中絶薬について相談できる病院・クリニック」にラインアップされている医療機関の数は82件でした。2%弱ですね……。しかも、ほとんどのホームページが、開いたとたんに…

注目せよ:中絶ピルが国家的禁止措置の次の標的となる

The Hill, BY JESSICA WATERS, OPINION CONTRIBUTOR - 11/24/23 7:00 AM ET Pay attention: The abortion pill is the next target for a national ban仮訳します。 写真キャプション:2022年10月12日、カンザス州カンザスシティのクリニックを訪れ、薬によ…