リプロな日記

中絶問題研究者~中絶ケア・カウンセラーの塚原久美のブログです

『水子供養 商品としての儀式』発売!

本日付で、明石書店から『水子供養 商品としての儀式――代日本のジェンダー/セクシュアリティと宗教』が発売されます。

現代日本人にとって、ある種「常識」になっている水子供養が、実は戦後に創られた習俗であるという事を明らかにした一冊です。

「中絶=女性が胎児を殺した」という観念は、実は、創られたものであって、当事者の女性が一人で抱えていくもの……というのも、一部の人々が構築したビジネス戦略に基づくものかもしれないということを、この本は明示してくれます。

今までの常識を覆し、「目から鱗が落ちる」体験をしてくださる方々が増えることを願っています。