2022年3月25日に公開 ガットマッカーとWHOの共同調査
ガットマッカー研究所と世界保健機関（WHO）が、150カ国の意図しない妊娠と中絶の発生率に関する初めての推定値を発表し、そのうち87カ国で信頼できる中絶の推定値が初めて確認できるようになりました。
BMJ Global Healthに掲載されたこの研究は、2015年から2019年までの生殖年齢（15～49歳）の女性の妊娠意思と中絶に関する利用可能なデータを分析したものです。 この新しいエビデンスを、世界、地域、国レベルで避妊・中絶ケアの政策やプログラミングに取り入れることを改善するために、ガットマッカー研究所は研究者、保健員、政策立案者、支持者向けの追加リソースを発表しています。
● 性と生殖に関する健康（Sexual and Reproductive Health）の国別概要と地域別ファクトシート
● これらの国別モデルベース推定値をどのように解釈し、利用するかについて、政策立案者や支持者から予想される質問に答えるための解説書。
● 世界の中絶の現状と、強固な中絶データ収集システムと研究への緊急投資の必要性に関する世界的な論評
● オープンサイエンス・フレームワークで公開された世界の中絶データのデータセット「Global Abortion Incidence」
2018年にWHOとの共同のデータベース構築の為にGuttmacherのDr. Evert Kettingから日本の中絶情報の提供を求められました。その時のGuttmacher側担当者のAnna Popinchalkさんから3月に来ていたメールがすっかり埋もれてしまっていました😅
Evertさんのプロフィールを見つけたので貼り付けておきます。オランダ人だったよね～？と思ったのは間違ってなかったようです。
Evert Ketting | Guttmacher Institute
★なお、Guttmacherをどう発音するのか、長年悩んできたけれど、最近の固有名詞の読み方を教えてくれるサイトによると「ガットマッカー」が一番発音に近いかなと思うようになりました。
